退屈ブレイキング

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ジョジョ史に残る最高の名バトル20選【1部〜8部】


はじめに

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こんにちは、DAIMAです。本日は、
筋金入りのジョジョファンである私が、
1部から8部までのバトルの中から、
特に熱かった最高の名バトルを、
そのバトルを象徴する名言
解説つきのランキング形式でご紹介します。

主な選定基準は次の2項目のみ!

1.どれだけ熱いバトルだったか?

手に汗握る逆転劇や、
心震わすような名言のあるバトルは
当然ながら評価も高くなります。

2.展開や勝因に納得感はあったか?

ここに納得感が伴わなければ
せっかくのアツいバトルも白けてしまいます。
納得はすべてに優先するのです。

それでは、お楽しみください!


※当記事は、「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの
ネタバレ要素を含みます。
閲覧の際はその点をご了承ください


ポルナレフ&イギー&アヴドゥルvsヴァニラアイス(第三部)

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「このラクガキを見て うしろをふり向いた時 おまえらは 死ぬ」

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ポルナレフ、イギー、アヴドゥルと
DIOの狂信者ヴァニラ・アイスとのバトル。

物語も終盤に入り、
緊張が高まる中始まったこのバトルは、
主人公チームの一人であるアヴドゥルが、
ヴァニラ・アイスの不意打ちによって
一切の前触れなく殺害されるという
衝撃的な展開で幕を開けました。

初見当時中1だった私にとって、
主人公の味方キャラクターが
見せ場も回想もなく死亡する少年漫画など
前代未聞で呆然とされましたし、
同時にここからは誰がいつ死んでも
おかしくはないのだと、妙な緊張感を
感じながらページをめくった記憶があります。

ひとりひとり 順番に順番に このヴァニラ・アイスの暗黒空間にバラまいてやる

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ヴァニラ・アイスのスタンド、クリームは、
本体以外の触れたものすべてを粉微塵にする
直径2メートルほどの暗黒空間を生み出す能力です。

この凶悪なクリームの能力に対し、
主人公側の戦力は
剣で戦う銀の戦車のポルナレフ
砂を操る愚者のイギーのみ。
どちらも暗黒空間相手には通用せず、
壁も床もぶち抜いて追ってくる
ヴァニラアイスからひたすら逃げる
絶望的な状況が描かれます。

このド畜生がァーッ!

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加えてこのバトルでは、
本体であるヴァニラ・アイスの異常性も
恐怖感に拍車をかけています。

イギーは砂のDIOによる不意打ちを狙うも
ヴァニラ・アイスに看破され失敗に終わります。
さらに、DIOの姿を破壊させられたことに
怒り狂ったヴァニラ・アイスは、
「このド畜生がァーッ!!」の叫びと共に
イギーに対して蹴りの連打を食らわせ、
イギーはあばらを何本も折るほどの
重傷を負ってしまいます。

俺は死なん・・・苦痛に意を介しているヒマもない・・・

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そんな状況でもポルナレフは機転を利かせ、
イギーの砂を利用してクリームの軌道を予測し
ヴァニラ・アイスの口内から脳幹を
「しゃぶれ!俺のをしゃぶれ!」と
串刺しにしますが、既にDIOの血をもらって
吸血鬼となっていたヴァニラ・アイス
それでもまだ死にません。

ヴァニラアイスを仕留め損ない、
さらに腿の肉をえぐられ、
身動きの取れなくなったポルナレフ

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ヴァニラ・アイスは完全に止めを刺すべく、
蚊取り線香のような渦を巻く軌道で
動けなくなったポルナレフ
止めを刺しに動きます。

円がだんだんと狭まる中、
脱出の策もむなしく失敗し
いよいよポルナレフは死を覚悟します。
初読自はあまりに絶望的な状況に、
ここでポルナレフが本当に
死んでしまうものと思いながら読み進めていました...

イギー・・・あれほど動くなといったのに・・・

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攻撃を終え、ポルナレフ
死を確信するヴァニラ・アイス
しかしイギーが最期の力を振り絞り
愚者を発動させたことによって
辛うじて生き残ったポルナレフが、
油断したヴァニラ・アイスの脳天を
再度チャリオッツのレイピアで貫きます。


ちくしょう……
なんてこった……
おれは
こいつのことを好きだって
ことが 今わかった……

おれっていつもそうだ
…いなくなって
はじめてわかるんだ

この時のポルナレフ
モノローグがまた切ない...
何度読んでもここだけは毎回
涙腺をやられてしまいます。

その後、首を折られたヴァニラ・アイス
まだ死なずしぶとく起き上がるも、
不死の理由に気づいたポルナレフにより
破壊した壁から日光を浴びせられ、
今度こそ完全に死亡するのでした。

今の俺には悲しみで 泣いている時間なんかないぜ

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激戦を終えたポルナレフは、
昇天するアヴドゥルとイギーの
魂を見送ったのち、
「今の俺には悲しみで
泣いている時間なんかないぜ」
と決意を新たにするのですが、
続く小さな一コマには、
ポルナレフの手の甲に落ちる涙が
さりげなく描かれています。

映画的と言いますか、
あえて抑えめに描写することで
かえってポルナレフの悲しみが
強く伝わってきて、
初読時は思わずつられて
涙してしまいました...

総評

敵であるヴァニラ・アイスインパクト、
知恵で強大な敵を倒す逆転劇の面白さ、
人間嫌いだったはずのイギーが
ポルナレフを助ける展開の熱さ、
完璧に決まったラストシーンなど...
どこをとっても文句のつけようのない
まさにベストバウト中のベストバウトです。

私以外にもこのバトルを
一番に挙げる方は少なくないでしょう。

ちなみに、この回は過去二回
アニメ化されています(OVA版とTV版)。
ですが、OVA版はヴァニラアイスの声が
まさかの友蔵じいさんだったり
イギーが無駄にグロく死亡したりで
イマイチでしたし、TV版は
感動シーンの盛り上げが
ちょっとやり過ぎかなと思いました。

私にとっては、やはり初読時の
印象が一番強烈な回でした。

川尻早人vs吉良吉影(第四部)

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BITE A DUST(負けて死ね)

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ジョジョのベストバウト第二位は、
静かに暮らしたい殺人鬼吉良吉影と、
その吉良が社会的身分を奪って
成り代わった川尻耕作の息子、
川尻早人との対決です。

第三の爆弾、バイツァ・ダストを身につけ
まさに無敵になった吉良吉影に対し、
早人はスタンドを持たないただの小学生。

そんな早人がいかにして
バイツァ・ダストを破るかが
見所の戦いとなっています。

君がどこで誰に何をしようと わたしは「無敵」になったんだ

解説の前にまずはバイツァ・ダストの
能力をおさらいします。

  • 吉良が本気で絶望した時のみ発現
  • スタンドを持たない一般人に取り憑き宿主とする
  • 宿主から吉良の情報を聞き出そうとした人間を問答無用で爆殺する
  • 爆殺後、その日の朝まで時間を巻き戻す
  • 時間が巻き戻ったことは宿主以外認識できない(吉良も含む)
  • 一度起こったできごとは毎回必ず起きる。一度爆殺した人間は、巻き戻し後に例え宿主と出会わなくても、前回爆死した時間が来れば自動で爆殺される
  • 吉良が能力を解除すると完全に運命が固定される
  • バイツァ・ダストが発現している間、吉良はスタンドで身を守れない

...と、非常にややこしい能力なのですが、
要するに、早人を歩く人間地雷として
吉良の正体を探り回っている人間を
片っ端から殺害するための能力です。

また、早人が言葉や文章で
助けを求めた場合にも能力は発動し、
さらには早人が自殺することすら防ぐなど、
その徹底した逃げ道のなさは
早人が無力な子供ということもあり、
読んでいて息が詰まりそうなほどの絶望感でした。

みんな爆発する

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このバイツァ・ダストによって、
早人に探りを入れた露伴が最初に死亡。
さらに続けて仗助、億泰、康一、さらには
承太郎までもが爆殺されてしまいます。

のちに荒木先生が「強くしすぎた」
と語ったのも納得できる吉良の無敵ぶり。
仗助ら4人がまとめて殺されたシーンは、
思わず「どうやって勝つんだよ」と
呟いてしまうような
絶望感に満ちていました...

そして訪れた4回目(描写上は3回目)の朝。
この朝で5人の死を確認すれば
その時点で吉良はバイツァ・ダストを解除し
一縷の希望もなくなってしまうという
最後の朝を迎えて、
早人はいよいよある決心をします。

そしてぼくは生まれて初めてマジに心の底から神様にお祈りした…
『どうかこのぼくに人殺しをさせてください』…と

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なんども同じ朝を繰り返していることを自覚し、
この状況を打破できる可能性があるのは
自分だけだということに気づいた早人は、
吉良が飼育していた猫草を持ち出し、
その能力で吉良の暗殺を計ります。

しかし、後一歩のところで
幸運が吉良に味方し暗殺は失敗。
露伴の爆殺時刻も迫り、
いよいよ万事休すと思われたその時...


てめー 今、確かに 『吉良吉影』 っつったよなあぁ~!

前回の朝で、仗助が寝坊して
遅刻したこと、そして吉良が毎回
自身の名前を口走っていたこと
を記憶していた早人は、それを利用し、
仗助の家に予め電話をかけておくことで
少し早く来させる可能性に賭けたのです。

正体を明かしてしまった吉良は
仗助の攻撃を受け止むを得ず
バイツァ・ダストを解除。
早人の活躍により、
四部メンバーの全滅を免れたのでした。

総評

このバトル最大の見所は、
なんといっても一般小学生が
スタンド使いのラスボスに
いっぱい食わせるという
展開の痛快さにあるでしょう。

こんな無茶な対決カードに、
これまた無茶なバイツァ・ダストを
掛け合わせて、その上でしっかりと
ストーリーを成立させてくるのが
荒木先生のすごさです。

総じて、能力のぶつけあいだけが
ジョジョの面白さじゃないんだと
改めて気づかせてくれた
素晴らしいバトルでしたね。

ジョニィ & ジャイロ vs 大統領(第七部)

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ジョジョのベストバウト第三位は、
第七部「スティール・ボール・ラン」より、
ジャイロ&ジョニィの主人公コンビと
七部のラスボスであるヴァレンタイン大統領との
最終対決をセレクトしました。

倒す方法は何もないッ! あいつが『正義』で! ぼくらの方が『邪悪』なものなんだッ!!

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対決は大統領が、
ルーシー(聖なる遺体)を通じて
新たな能力、『D4Cラブトレイン』
を獲得したところから始まります。

このD4Cラブトレインは、
自分に害のあるものは全て
世界のどこかの他人に肩代わりさせ
あらゆる攻撃を婿かするという
まさに「えげつない」能力です。

さらに大統領自身は
次元を超えて移動できる
D4Cの能力も持っているため、
これを撃破するには、
次元の壁を突破できる攻撃が
必要となります。

結果は・・・・・・・「ある」か・・・

そこでジャイロが試行したのが
馬の力を加えて繰り出す『騎兵の回転』です。

この回転は、重力を利用して
次元の壁を突破することができ、
これにより大統領の左耳を
落とすことに成功し、D4Cラブトレイン
撃破への可能性を見出します。

さらに、スティール氏の行動により
ジャイロはルーシーの奪取にも成功、
ついに形勢逆転かと思われましたが...

「一手」見誤ったのは・・・・・・どっちか・・・?

海岸沿いでのジャイロと大統領の一騎打ち。
最後の激突の直前、ジャイロはジョニィに
『LESSON5』を伝えます。

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ジョニィ!
『LESSON5』だ
・・・そう・・・確か

次は
『LESSON5』だ

オレは
このSBRレースで
いつも最短の近道を
試みたが

『一番の近道は
遠回りだった』
『遠回りこそが
俺の最短の道
だった』

この大陸を
渡ってくる間
ずっとそうだった

そして おまえが
いたから
その道を
渡って来れた

直後、ジャイロは騎兵の回転により
大統領を後一歩まで追い詰めますが、
偶然鉄球がラブトレインの
光の中を通過してしまったことにより
回転が不完全となり敗れます。

ツェペリの名を冠する以上、
ジャイロの死は予想できていましたが、
陽気なジャイロの死はやはりショックでした。

なにより、この時のジョニィの
動揺ぶりが尋常じゃなくてもう...

ありがとうジャイロ 本当に・・・ ・・・本当に・・・・・・ 「ありがとう」・・・それしか言葉がみつからない・・・

一人残され、万事休すかと思われたジョニィ、
そんなジョニィを救ったのが、
長旅を連れ添った愛馬スローダンサーと
ジャイロの残した一発の鉄球でした。

鉄球でスローダンサーを刺激し、
自分を蹴らせることで馬の肉体から
黄金の回転の力を得たジョニィは、
上記の心揺さぶる名言とともに
タスクACT4を発現させます。

我が心と行動に一点の曇りなし・・・・・・! 全てが『正義』だ

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ACT4の能力で、
無限に死に続ける状況に陥った大統領は、
自身の敗北を悟り、ジョニィに対して
別次元の生きたジャイロを連れてくるから
ACT4の能力を解除してほしいと
最後の交渉を持ちかけます。

この提案に苦悩するジョニィ。
一度は大統領の言葉を信じ、
提案を受け入れますが
最後の確信を得るため
大統領に銃を拾うよう命令します。

この銃は別の次元の大統領の持ち物であり、
別の次元の同じものが出会った時
対消滅するというD4Cの法則から、
もし大統領が銃を隠しもち、
ジョニィをだまし討ちする算段であれば
その銃を拾うことはできない
というわけなのです。

何も起こらないことを祈るジョニィ。
しかし大統領は銃を拾う手を止め、
上記の名セリフを言い放ったのち、
ジョニィに向けて攻撃を行います。

それに対しジョニィはACT4で応戦。
最後は脳天を爪弾で撃ち抜かれ
大統領は死亡します

激戦を生き残ったジョニィはしかし、
ジャイロが永遠に戻らないことを悟り、
ここにきて初めて声をあげて泣くのでした...

総評

正直な所、最初は少し
微妙かと思っていたSBRでしたが、
リンゴォ戦あたりからだんだん面白くなり、
このバトルでひとつの頂点を
迎えたように思います。

ブチャラティ&ミスタ vs プロシュート&ペッシ(第五部)

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ジョジョのベストバウト第四位は、
ボスの娘を護衛する任務を受けた
ブチャラティ&ミスタと
暗殺チームのメンバーである
プロシュート&ペッシのコンビ対決です。

この対決の見所は、
怒涛のごとく繰り出される名言の数々。
バトル自体も二転三転を繰り返す
非常に熱い内容となっています。

「ブッ殺す」・・・そんな言葉は使う必要がねーんだ

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娘を組織のボスの元へ送り届けるため
フィレンツェ行きの電車に乗り込んだ
ブチャラティ・チーム。

それを追いかけて現れたのが、
ボスの娘を狙う暗殺チームの一員である
ペッシとプロシュートのコンビでした。


「ブッ殺す」・・・
そんな言葉は
使う必要が
ねーんだ

なぜなら
オレや オレたちの仲間は
その言葉を
頭の中に思い浮かべた
時には!

実際に
相手を殺っちまって
もうすでに 終わってる
からだッ!
だから 使ったことがねェ

戦闘開始前の二人のやりとりで、
兄貴分のプロシュートが
「ぶっ殺す」を連呼する未熟なペッシに
諭すように語ったのがこのセリフ。

このセリフを読んだだけで
プロシュートが相当気合の入った
ギャングであることが伝わってきます。

「ブッ殺す」・・・と心の中で思ったならッ!

先ほど、このバトルは名言が豊富だと
書きましたが、その中でも特に
最高の名言と名高いのが
プロシュート兄貴のこのセリフでしょう。

あと一歩でミスタを始末できる状況で
日和ってスタンドを解除してしまった
ペッシに対する叱咤であり、
ギャングの心構えを雄弁に語っています。

さらに、このように叱りつけた後
ちゃんとペッシの良い点を褒めることで
飴と鞭のバランスをとっている点も見事。
職場にこんな先輩がいたら
どんなにか頼りになることでしょうね。

覚悟はいいか? オレはできてる

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『任務は遂行する』『部下も守る』
「両方」やらなくっちゃあならないってのが
「幹部」のつらいところだな覚悟はいいか? オレはできてる

倒されたミスタに続いて、
奇襲攻撃を仕掛けたブチャラティ
蹴りを入れてまずは
ペッシをダウンさせます。

さらに、老化ガスの元凶である
プロシュートを電車から追い出すために
ブチャラティは時速150kmで走る
電車の外へ、プロシュートを道連れに
身投げを敢行してみせます。

上記のセリフはその際に言い放った
ブチャラティを代表する名言です。
先述したプロシュート兄貴の名言にも
劣らない格好よさ。
まさに名言のバーゲンセールですね。

兄貴の覚悟が! 「言葉」でなく「心」で理解できた!

列車の外に投げ出され、
体を激しく打ち付けたプロシュート、
対するブチャラティは電車に戻り、
娘の安全を確保しに向かいます。

しかしその道中、
追い出したはずのプロシュートの
グレイトフルデッドの能力が復活。
ブチャラティの肉体も
老化を再開してしまいます。

プロシュートは瀕死の重傷を負いつつも
車輪上部の隙間に入り込み、
命を削ってグレイトフルデッド
能力を行使していたのでした。

それに気づいたのが
それまで気絶していた弟分のペッシ。
兄貴の「覚悟」を「心」受け取って、
甘さなのない完璧な暗殺者として
覚醒するのでした...

堕ちたな・・・・・・ただの ゲス野郎の心に・・・・・・・・・!!

覚悟を決めたペッシは、
壁や床を透過できる釣竿型のスタンド、
ビーチボーイでブチャラティを猛追撃。

ブチャラティは文字通り心臓が
止まるまで追い詰められますが、
いくつかの幸運もあり、
最終的にはお互いの姿が
見える距離での一騎打ちに持ち込みます。

覚醒したペッシの顔つきを、
「まるで10年も修羅場を
くぐり抜けてきたような...」
と評するブチャラティ
敵であっても、師の死を乗り越えて
成長する展開にはやはり胸が熱くなります。

一騎打ちの結果、
釣り糸のたわみを利用した
ブチャラティが間一髪で勝利を得ます。

その後ペッシは、自分の死を覚悟しつつも
残された暗殺チームメンバーのためにと
ブチャラティの部下を道連れにしようと
残された力で最後のあがきを見せますが
ジッパーを利用したズームパンチで
ブチャラティはそれも見事に阻止。

最後は、何をやったって
しくじるものなのさゲス野郎はな、
というクールな決めセリフを言い放ち、
その後アリアリのラッシュで
五体をバラバラにして完全にトドメ。
長かった死闘に幕を閉じました。

総評

5部らしい、名言、名シーンの詰まったバトル。
また、電車内という特殊な地理的条件と、
ジッパーで移動するブチャラティ
能力が噛み合い、絵的にも大変
見応えのある内容です。

プロシュートの能力の性質をめぐる
謎解きや駆け引き、
覚醒したペッシの意外な強さなど
盛り上がる要素も十分で、
第5部のベストバウトとして
文句ない対決だったかと思います。

一つ惜しいのは、ブチャラティ
覚醒したペッシをゲス野郎と
言い切ってしまったところ。
そこはもう少し、暗殺者としての
成長を認めて欲しかった...

5部のアニメ化は未定ですが
もしアニメ化されたら
知名度的にも内容的にもこの回が一番
盛り上がることは間違いないでしょうねー。

ジョセフ vs ワムウ

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ジョジョのベストバウト第5位は第2部より、
ジョセフと柱の男の一人であるワムウの決戦です。

この対決の見所は、
戦車戦という一風変わった形式と、
ジョセフが繰り出す奇策の数々。
そして、種族の違いやシーザーの
因縁を超えたラストの爽やかな
漢の友情にありました。

へっへっへっへっへ ま・・・またまたやらせていただきましたァン!

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どんなときでもおちゃらけていて、
それでいて抜け目がないのがジョセフの魅力。

中でも私が一番好きなシーンが、
ワムウが必殺の神砂嵐を繰り出し、
カーズさえもが勝利を確信する中で、
実はとっさに馬の手綱を通して
ワムウの両腕に波紋を流し、
神砂嵐の威力を軽減しつつ
逆にワムウに大ダメージを
与えていた場面です。

これぞジョセフといった機転であり、
読んでいて本当に痛快な場面でした。
これには流石のワムウも
動揺を隠しきれず目は虚ろに
「そんな...ばかな」と呟きます。

ワムウのスイッチはッ!

実在する精神回復法である
スイッチング・ウィンバック」で
両目を潰すことをきっかけに
ワムウが精神の安定を取り戻した
シーンのナレーション。

肉体的な強さの表現を
極めた第二部ですが、
その中でもワムウの強さは
読者にひときわ強い印象を
残したものと思います。

ワムウきさまは戦士としてはスゴかった・・・ だがおれにはシーザーという強い味方が最後までついていたのさ

風の最終流法、渾楔颯でジョセフへの
とどめを刺そうとするワムウに対し、
油と火をつけたシーザーのバンダナによる
誘爆作戦で逆転勝利を収めた際の
ジョセフのセリフ。

シーザーの仇であるワムウを、
シーザーのバンダナで葬るという
あまりにニクいこの演出。

ジョジョの初期の部では、
近頃の部ほど奇をてらった展開がないぶん、
王道の良さがしっかり出ていますよね。

この血はあんたへの「敬意」なんだ・・・・・・

ワムウとの戦いが決着し、
自身へのとどめを促すワムウに対し、
波紋の苦痛を和らげるために
自分の血を分け与えながら
ジョセフが放ったセリフ。

シーザーの死の悲しみは別にして、
ワムウの戦士としての誇りに対する
敬意はきちんとはらってみせる。

まさに戦いを通じて育まれた
男と男の友情であり、
こたの対決を締めくくるに
相応しいやりとりだったと
言えるでしょう。

ワムウは風になった–––


悔いはない・・・・・・
心からおまえの成長が見れて
よかったと思うよ

おれはお前に出逢うために
一万数千年も
さまよっていたのかもしれぬ

ワムウは最期に、ジョセフの成長を
見届けられたことを喜び、
満足した表情のまま消滅します。


ワムウは風になった–––

JOJOが無意識のうちに
とっていたのは
「敬礼」のすがたであった
–––––––––––––––––
涙は流さなかったが
無言の男の詩があった–––
奇妙な友情があった–––

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このナレーションがまた素晴らしい。
荒木先生は文学的なセンスも
常人離れしているとしみじみ感じます。

総評

逆転に次ぐ逆転、
手に汗握る展開、男の友情と、
バトル漫画の王道を抑えつつも、
ジョジョらしい論理性もあって、
まさに波紋編の頂点といっても
過言ではない名バトルです。

また、のちに戦うカーズが、
ゲスな本性を露わにした点も
ワムウの男っぷりを
強調する手助けとなっています(笑)

承太郎 vs DIO

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ジョジョの名バトル第六位は3部より、
承太郎とDIOの最終対決をチョイスしました。

ジョジョのバトルと聞いて
最も思い浮かべる人の
多いであろう本対決ですが、
中でも一番私が度肝を抜かれたのが
DIOのスタンド、世界(ザ・ワールド)が持つ、
時間停止能力の描かれ方でした。

「世界」と「星の白金」は同じタイプのスタンド!

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「この世の時を5秒だけ停止させ、
その中をDIOだけが自由に動ける」能力。
これは、DIOの射程距離に入ってしまえば
一切攻撃を防ぐ手段が無いという意味で
とんでもなく強い能力です。

そんな反則級の能力を持つDIOに対し、
承太郎が用いた武器は、
得意の知恵とハッタリでした。

止まった時の中で承太郎が
わずかとはいえ動ける可能性を考慮し
中々近づいて来ないDIOに対し、
磁石を利用して動けるように
見せかける...と見せかけて
実はDIOの世界に入門していた
という二段構えのトリックで
油断したDIOの腹をブチ抜いてみせます。

時間停止能力自体は決して
目新しいものではなかったと思いますが、
ジョジョならではの駆け引きが加わることで
読者を引き込む大きな魅力と
なっているところが流石ですね。

フフフ 見えてしまっていることが 逆に 恐怖だな

また、時間停止の絵的表現と
それが後の創作界に与えた影響も
特筆すべき点と言えるでしょう、

停止した時間の中、承太郎を
360度ぐるっと囲んで停止したナイフ。
このカットは1度目にしたら
決して忘れられないインパクトがあります。

また、静止画で時間停止を表現するために
DIOだけが変化する全く同じカットのコマを
連続3ページ配置(vs花京院戦)したり、
時間停止の瞬間のコマを
白黒反転させるなどといった表現も
エッジが効いており非常に斬新です。

後の影響という点で例を挙げると、
ドラマ「SPEC」やアニメ「まどかマギカ」では
オマージュ的な時間停止能力が出てきますし、
海外ドラマ「HEROES」でも
主演の一人であるマシ・オカ
ジョジョからの影響を公言していたりします。

atmarkjojo.org


最高に「ハイ!」ってやつだアアアアアアハハハハハハハハハハーッ

ナイフによる攻撃で優位に立つも、
承太郎の死んだふり作戦に引っかかり
脳天を砕かれ再度追い詰められたDIO
ジョセフの血を吸って
完全回復とパワーアップを果たします。

ジョースターの血を吸ったことで
肉体が完全に馴染んだDIO
停止時間まで5秒から9秒に増加。
これまでですら、承太郎はギリギリの
闘いを強いられてきただけに
この展開にはかなりの絶望感がありました。

ドラゴンボールフリーザ等もそうですが、
パワーアップするラスボスというのが
個人的にツボだったりします。

ロードローラーだッ!

承太郎へ「完全なるトドメ」を刺すため
DIOが選択した攻撃手段はなんと
ロードローラによるプレス攻撃。

承太郎を下敷きにして、
ロードローラーを上からぶっ叩きまくるDIO
物理的に意味があるのかは疑問ですが、
ロードローラーを一通り殴り終えた後、
DIOは次の口上をぶち上げます。


やった
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・

おわったのだ!

スタープラチナ」は
ついに我が
「世界」のもとにやぶれ去ったッ!

不死身ッ!!
不老不死ッ!
フフフフフフフフッ

スタンドパワーッ!

フハハハハハハハハハ
これで何者もこのDIOを超える者は
いないことが
証明されたッ!

とるにたらぬ
人間どもよ!
支配してやるぞッ!!
我が「知」と「力」のもとに
ひれ伏すがいいぞッ!

しかし、勝利を確信したDIO
手足の動きがだんだん鈍くなり...?

おれが時を止めた... 9秒の時点でな...

f:id:ama46572222:20170808075936j:plain

時間停止能力に目覚めた承太郎が
DIOの停止時間ギリギリの時点で脱出し、
逆に時を止めてDIOの背後をとっていたのでした。

しかしいつ見てもこのコマは格好いい。
個人的に3部後半〜4部の絵が
一番バランスがとれていて好みです。

てめーの敗因は…たったひとつだぜ…DIO… たったひとつの単純な答えだ… 『てめーは おれを怒らせた』

停止時間中にDIOの脚を砕き、
さらに逆転優位に立った承太郎。
しかしあえてその場でとどめをささず、
「後味の悪いものを残さないため」に
DIOに最後の決闘を持ちかけます。

これに対しDIO
「過程や・・・・・!」「方法なぞ・・・・・・!」
「どうでもよいのだァーッ!」
と叫び、血の目潰しを利用して
最後の最後まで足掻きます。

往生際は悪いのですが、
何が何でも勝つというDIOのハングリーさが
滲み出ていて好きな場面です。

しかし最後は承太郎のスタープラチナ
DIOの世界を真っ二つに打ち砕き、
DIOはとうとう完全敗北・・・死亡します。

そこで承太郎が呟いたのが
この段落のタイトルにもなっている上記の名言。
読んでいた当時はこのセリフが
友人の間で人気になり、
ゲームなどで負かした相手に対して
こぞって真似した思い出があります(笑)

総評

ジョジョの名勝負をまとめる上で
やはり外せなかったこの一戦。

承太郎の耐久力やDIOの抜けっぷりなど
ツッコミどころは少々ありますが、
熱さとセンスと物語上の重要度では
圧倒的にブッチギリの本対決。
ジョジョ史のみならず漫画誌に残る
名勝負といっても過言ではないでしょう

ウェザー・リポート vs プッチ神父

おまえは自分が「悪」だと気づいていない・・・もっともドス黒い「悪」だ・・・

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ジョジョの名バトル第七位は6部より、
記憶をなくした囚人ウェザーと、
その兄であり、全ての黒幕でもある
プッチ神父とのバトルです。

それまでのプッチ神父の独善と
やりたい放題ぶりに腹が立っていたので、
上記のウェザーのセリフには
よくぞ言ってくれたという思いがありました。

最終的にウェザーはプッチのラスボス補正によって
僅差で敗北してしまいますが、
ここでプッチの能力を利用して、
自身のスタンド能力
エンポリオへ遺したことが
ラストの逆転劇への布石となります。

天候を操るウェザー・リポート
応用力の高さやウェザーのシブい
格好良さが遺憾無く発揮されていて、
第六部でも特にお気に入りのバトルです。

決直後にアナスイが呟いた
「ウェザーはすでに救われていたんだ」
というセリフや、エルメェス兄貴の
男泣きも最高でしたね...


承太郎 vs ダービー兄

わたしはバクチ打ちだ………誇りがある

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ジョジョの名バトル第八位3部より、
DIOの館を探す主人公一行とDIOの刺客である
ダービー兄とのギャンブル対決をチョイス。

ジョジョといえば頭脳戦も魅力のうちですが
このダービー兄戦はその最たる例でしょう。

ダービー兄は、スタンドのパワーでなく
あくまでも自身のギャンブルの腕で
次々に一行を下し、承太郎をして
「今までで一番恐ろしい敵だった」
と言わしめるほどのすごい男。


わたしはDIO様のために
戦いに来たのではないッ!
生まれついての『賭け師』だから
戦いに来たのだッ!

また、このセリフに代表されるような
賭け師としての信念を持ち合わせており、
非常に魅力的な敵でした。

行われるギャンブルも、
コップとコインの賭けやポーカーなど
ルール自体はシンプルでありながら、
あっと驚かされるようなイカサマが
次々に繰り出される好勝負ばかり。

ここは、さすがは手品好きの
荒木先生といったところでしょう。

総じて、このダービー兄戦は
私にジョジョの頭脳戦の面白さを
改めて思い知らせてくれた
お気に入りのバトルのひとつです。

ちなみに、ダービー弟(テレンス)戦も
好きなのですが、敵の魅力を考慮して
こちらに軍配をあげました。
(弟の方はちょっと小物っぽい...
兄貴の趣味をバカにするし)


リゾットvsドッピオ(ディアボロ)

オレはお前に・・・・・・近づかない

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ジョジョの名バトル第九位は5部より、
暗殺チームのリーダーリゾットと
ボスの側近にして副人格でもある
ドッピオとの対決をチョイスしました。

片方や作品のラスボスであり、
もう片方はこれまでずっと敵対してきた
暗殺チームのリーダーというまさに
作中最強クラスの能力者同士の対決。
これで面白くならないわけがありません。

リゾットのスタンド能力
磁力を操るスタンドメタリカ
この能力で砂鉄を集めて纏い、
自身の姿を透明化させたり
敵の体内の鉄分を操り
体の内側からハサミやハリを
飛び出させるという
実に暗殺者らしい戦術を見せます。

対するドッピオはボスから
近い未来を予知するキング・クリムゾン
能力と右腕を貸してもらい、
なんとか有利な近距離戦に
持ち込もうと画策します。

ここのところの駆け引きが熱く、
また仮にもラスボスと
肉体を共有するドッピオが
本当に死ぬんじゃないかと思うほど
追い詰められていく展開は
非常に先の読めない面白さがありました。


ひとりでは・・・
死なねぇっ・・・

最後は、二酸化炭素を探知する
ナランチャエアロスミスの性質を
利用したボスが逆転勝利を収めます。

とはいえ、リゾットはボスの策で
エアロスミスに全身を撃ち抜かれた後も
ボスに対して最後のあがきを見せ、
道連れにこそできなかったものの、
リーダーとしての誇りを保ったまま
死ぬことができました。

HUNTER×HUNTER34巻の巻末で
ヒソカvsクロロ戦を踏まえて
冨樫先生が語っていましたが、
敵と敵の戦いというのは、
主人公vs敵という一般的な構図とは
また違った魅力があるものです。

そしてこのドッピオvsリゾット戦は
そんな的同士の戦いの中でも、
お互いの魅力を出し切った
先の読めない素晴らしい
バトルだったと思います。


東方仗助 vs 吉良吉影

俺をひっぱる方向はそっちじゃあねぇ・・・・・・逆だ・・・!!

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ジョジョの名バトル第十位は4部より、
東方仗助吉良吉影(川尻耕作)の
ラストバトルを挙げたいと思います。

このバトルを選んだ理由は、
スタンドの能力を活かしまくった
4部ならではのトリッキーなバトルと
後半の億泰復活からの展開の熱さにあります。

吉良は、触れたものを爆弾にする
キラークィーンと空気を固めて飛ばす
ストレイキャットの能力を組み合わせて、
見えない弾丸で遠くの敵を爆破できる
空気弾を主軸に戦います。

空気弾の威力は凄まじく、
仮にスタンドでガードしても至近距離では
重傷を免れないほどの強力さ。
億泰はこの空気弾で
戦闘開始直後に腹部をえぐられ
戦闘不能にさせられています。

対する仗助の能力は、触れたものを
直すクレイジー・ダイヤモンド
本バトルでは、この直す能力を
これでもかと応用しまくります。
例を挙げてみると...

  • 地面を砕いて空中で直し、防壁を構築
  • 仗助の体に埋まった破片を直して移動手段に
  • 吉良の血をガラスに閉じ込めて直し、即席の自動追尾弾に
  • 爆弾にされた億泰を救うため、自ら億泰に触れて爆死しかけた早人を速攻で治療し救命

などなど...
作中でも様々な応用法を見せてきた
クレイジー・ダイヤモンドですが、
本バトルはまさにその集大成と
言わんばかりの活躍ぶり。

私見ですが、この勝負に限らず
第四部はスタンドバトルの駆け引きが
一番面白い部だったと思っています。


やかましい!
生きてんならよォ〜〜
さっさと 目を醒ませ〜〜〜
コラァ〜〜ッ!!

終盤の億泰復活のくだりも外せません。
ジョジョのラストバトルで
主要メンバーが死ぬことは
珍しくもないことですので、この復活には
普通の漫画以上の衝撃がありました。

上記セリフで毒づきつつも
涙を浮かべて喜ぶ仗助の笑顔に
ついこちらも涙を誘われます。

また、復活した億泰の
語る、亡き兄形兆との
夢の中での邂逅もまた味わい深い。

今ひとつ頼りなかった億泰の
成長をうかがわせる重要なエピソードです。

総合して、逆転に次ぐ逆転に
スタンドバトルの醍醐味を味わえる
四部を締めくくるのに
相応しいバトルだったと言えるでしょう。


11位以下の名バトル

以下、選外となったものの
候補に上がっていた名バトルを列挙します。

花京院 vs DIO


これが・・・せい・・・いっぱい・・・です
受け取って・・・ください・・・
伝わって・・・・・・ください・・・・・・

孤独を背負った花京院の独白が
最高に切なかった名バトル。

また、DIOが世界の能力の全貌を
初めて明かしたという点でも
非常に印象深い回でした。


ディエゴ & ホットパンツ vs 大統領(第七部)


切り裂いた首のその傷はッ!
オレがいた人間世界の
悲惨の「線」だ・・・

ラスボスの大統領を、
スケアリー・モンスターズの身体能力で
圧倒するディエゴが超絶格好良かった。

ホットパンツと連携して、
大統領の勝ち筋を一つずつ潰していく
クレバーな戦い方もたまりません。


ジョナサン vs ディオ(ウィンドナイツロット)


浄めてやるッ
その穢れたる野望!

ウィンドナイツロットの古城でのバトル。
自分の能力のみを頼るディオと、
仲間から受け継いだ力で戦うジョナサンの
対比が熱い名バトルでした。

激戦を終え、
散滅するディオを見届けながら
これまでの因縁に思いを馳せて
涙を落とすジョナサンの姿には
思わず熱いものが込み上げます。


ジャイロ vs リンゴォ


ようこそ・・・『男の世界』へ・・・

掲載誌の変更などゴタゴタが重なり、
今一盛り上がりに欠けていた
第七部の転機となった名バトル。

射程距離内の時間を6秒だけ戻す
リンゴォのスタンド、マンダムで
何度も一騎打ちを繰り返す展開が壮絶で、
さらに男の勝負に執着する
本体のリンゴォの性格も合わさって
ものすごいエネルギーを感じる回でした。

この勝負が後のジャイロの成長の
きっかけになっているのも見逃せません。


ブラックモア vs マウンテン・ティム


ベッドの上で死ぬなんて
期待してなかったさ
オレはカウボーイだからな

帰る所が
欲しかっただけさ・・・・・・・・・・

旅に出たら
帰る場所がな・・・・・・・・・・

大統領の秘密文書を盗み読みした
ルーシーを救ったマウンテン・ティムと、
ルーシーを追っていた大統領の部下、
ブラックモアとの一戦。

バトル自体は、雨を固定する
キャッチ・ザ・レインボーによる
ブラックモアの逆転勝利という
あっさりとした結果でしたが、
惚れた女性のために
命がけで戦ったティムの
イケメンぶりがグッとくる回でした。

敵のブラックモアも、「すいませェん」が
口癖の、どこかつかみどころのない
不気味なキャラクターが
妙にいい味出してます。


ジョセフ vs サンタナ


人間・・・
・・・も・・・

少し・・・は・・・進化
・・・したのか・・・

ナチスが復活させた柱の男サンタナと、
2代目ジョジョ、ジョセフとのバトル。

この回は、サンタナの不死身ぶりと
何を考えているかわからない不気味さが強く、
まるでモンスターパニック映画を
見ているようなハラハラドキドキ感でした。

それに対し、波紋の素人であるジョセフが
おちゃらけながらもあの手この手で
サンタナに食らいついていく姿は手に汗握ります。

また、小物かと思われたシュトロハイム
土壇場で根性を見せ、サンタナを倒す
きっかけを作った展開も熱くてよし。

後にカーズ達から「番犬のような存在」
などと散々な評価を受けたり、
ジョジョssでSSRメダルが無かったり
一人だけメキシコに置いてけぼりだったりと
なにかと扱いの悪いサンタナですが、
カーズ達よりも人間味を感じさせないぶん、
より純粋な恐怖感があったように思います。


仗助 vs 露伴(チンチロリン対決)


突然ですが、これは『気合の雄叫び』ですッ!
ふらせていただきますッ!

何にでも変身できる宇宙人、
ミキタカを利用して、仗助が
露伴から金を巻き上げようとするお話。

ジョジョのギャンブル回にはずれなし
とはよく言ったものですが、
この回は特に構成がうまく、
読んでいて非常に面白い回でした。

真面目だけど天然なミキタカと、
それに振り回されて焦り通しの仗助、
イカサマが見抜けないことにキレて
自分の指を切断するプッツン露伴と、
とにかく 最後まで見所しかありません。

ストーリー上の重要度は低いですが、
荒木先生も楽しんで描いてる感があって
個人的に好きな対決の一つです。


ジョルノ & ミスタ vs ギアッチョ


覚悟」とは!!
暗闇の荒野に!!
進むべき道を切り開く事だッ!

第五部より、ボスの娘の
受け渡し場所を記録したDISCを
ゲットしに向かうジョルノ&ミスタと
それを妨害する暗殺チームの一人
ギアッチョとのバトルです。

このバトルはとにかく
冷気を操るギアッチョのスタンド能力
ホワイト・アルバムの異常な強さが
脳に深く刻まれた回でした。

殴れば腕を凍らされ、
銃弾は氷の壁ではじき返され、
アイススケートの要領で
時速100km以上の移動も
可能という無敵ぶり。

そんなギアッチョ相手に、
コンビプレーと精神力と以上な生命力
立ち向かうミスタがまた格好良く、
上記のジョルノの名言も最高に決まっています。

熱さと絶望感という点では、第五部でも
指折りの名バトルと言えるでしょう。
ただしオチはホモネタだけどな!
「オレは見てないぞ なあーんにも見てないッ!)」


エルメェス vs スポーツマックス


そして次のもグロリアのぶんだ、
その次も次のも、
その次の次の次のも・・・
その次の次の次の次のも

次の!次も!

グロリアのぶんだあああーッ
これも!これも!これも!
これも!これも!これも!
これも!これも!これも!

第六部より、徐倫の親友である
エルメェス(通称エルメェス兄貴)と
エルメェスの姉グロリアの仇である
スポーツ・マックスとのバトル。

このバトルの一番の魅力は、
復讐は何も生まないという一般論を
真っ向から否定するエルメェス兄貴の
復讐論の爽快さでしょう。

愛とか赦しとか、
そいう綺麗事崖で割り切れないのも
また人間だと思いますしね...

見えない死体が襲ってくるという
スポーツ・マックスの能力は
なかなかいい感じにホラーしていて、
スタンド能力を駆使した駆け引きも
読み応え十分。

能力描写が複雑怪奇になりつつある
六部において、うまくバランスが取れた
名バトルだったと思います。


徐倫 vs リキエル


オレは「アポロ11号」なんだァーッ

ディオの息子の一人で、
スカイフィッシュを操って体温を奪い、
敵を病気にするスタンド、スカイハイを持つ
青年リキエルと主人公徐倫のバトル。

上記の一見意味不明なセリフは、
リキエルが人間の精神の成長を
アポロ11号の偉業になぞらえて
発したものです。


月面に立ったのは
人間の「精神」なんだってなッ!
人間はあの時地球を越えて成長したんだッ!
価値のあるものは「精神の成長」なんだッ!


おまえらが神父の成長を
邪魔するというのならッ 
オレは熱した鉄のような
憎しみとともに
おまえらを始末するだろうッ!!

リキエルのセリフはどれもアツく、
読んでいて本当に敵役か?と
疑問に思うほどのポジティブさ。

これら名言の数々だけでも
このバトルがジョジョの名バトルの一つに
加わる十分な理由になると思います。


定助 vs 常敏(クワガタムシ対決)


俺は勝ちたいだけだよ

剣闘士の世界に
綺麗事は無いんだ

お前を屈服させたいんだ・・・
支配してやる

最後は最新作の第八部より、
主人公定助と東方家の長男常敏の
ムシキングクワガタムシ対決を挙げます。

お互いのクワガタムシを土俵に乗せ、
土俵から追い出した方が勝ちという
まるで子供の遊びのようなこの対決。

もちろんただのお遊びではなく、
定助にとっては物語の鍵である
ロカカカの実に近づくための大事な勝負です。

メスのフェロモンによる活性化や
擬死といった虫の性質を利用した戦術、
更にスタンドを絡めた攻防も熱く、
クワガタ同士がぶつかる構図も大迫力。

八部は比較的あっさりしたバトルが多い中、
珍しく最初から最後までアツい戦いとなりました。

常敏の読めないキャラクターや
常秀の解説ぶりも楽しく、
八部屈指の名勝負だったと思います。

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