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退屈ブレイキング

マンガ、ゲームとiPad Pro関連を中心に、世の中にある素敵なものをじっくりねっとり伝えるブログ。

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ハズレなし!絶対オススメの青年向けマンガ8選!【20~30代男向け】


寒い日が続きますね、DAIMAです。

近年では電子書籍がすっかり普及して、
マンガも1クリックで
すぐに読めるようになりました。


私も、iPad Proとkindleアプリを利用して、
大画面でマンガを読むことにハマっております。


さて今回はそんな私の読書歴の中でも、
面白さの保障は当然として、
新しい知識や深い洞察も与えてくれる、

おすすめの青年向けマンガ作品を
8作に厳選してピックアップしてみました。


チョイスは有名作や受賞作品が中心で、
歴史ものとバトルものが多め。
極端なエログロ作品は少なめです。
どちらかというと20~30代の男性
ハマる作品が多いと思います。


家にいる時間が長くなるこの季節、
貴方の時間を有意義にしてくれる
マンガ探しの参考にしてみてください。


ヒストリエ
(岩明均 著 既刊9巻 連載中)

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寄生獣で名高い岩明先生が
デビュー前から構想を温めていたという本作。

マケドニアからインドまで届く大遠征を行い、
ヘレニズム時代を生んだアレキサンダー大王の
書記官エウメネスが主人公です。

岩明先生らしい乾いた作風と、徹底した時代考証が特徴。
当時(BC400~BC300頃)のギリシャ周辺の国々や、
市民生活の模様が生き生きと描かれています。

主人公エウメネスは知的で飄々とした人物。
出自にある秘密があり、その為に苦労もしますが、
決して運命に屈する事はなく、
どんな時も持ち前の知恵で切り抜けてしまう、
見ていて心から応援したくなるキャラクターです。

アレクサンダー大王は少年時代から登場し、
大王の家庭教師を務めたアリストテレス
重要な役割を持って登場します。
発刊のペースはやや遅めですが、
これからが大変楽しみな作品です。

ヒストリエ(1) (アフタヌーンコミックス)

ヒストリエ(1) (アフタヌーンコミックス)


ゴールデンカムイ
著者 野田サトル 全8巻 連載中

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舞台は、アイヌ文化が現存していた大正期の日本。
不死身の杉本と呼ばれた元陸軍兵の杉元佐一が、
亡き友人との約束を果たすため、
囚人「のっぺらぼう」が隠したアイヌの黄金を
アイヌの少女アシリパと共に探し出す物語です。

マンガ大賞2016を受賞したこちらの作品。
公式で冒険(バトル)と歴史(ロマン)狩猟(グルメ)
作品のテーマとして掲げており、
それぞれの部分で見どころがあります。

まず、冒険(バトル)の面では、
同じく黄金を狙う第七師団の存在があります。
彼らは元屯田兵で構成された軍人の集団で、
同じく黄金を狙い杉本と対立します。

不死身と杉本と第七師団の死闘が、
作者野田サトル氏の卓抜した画力で
ダイナミックかつ見ごたえ十分に描かれます。

歴史(ロマン)の面では、
アイヌ文化や作中の時代背景に対する
著者の深い知識と理解に驚かされます。

アイヌの特徴的な化粧の意味や、
育てた熊を神の国へ返す儀式イオマンテなど、
アイヌ文化に対する民俗学的な知識を、
マンガを読みながら自然に学べる点が素敵
です。

最後に狩猟(グルメ)の面では、
アイヌの伝統料理がこれでもかと登場します。
食材の描写も細かく、ついつい読んでて
今晩の夕食に作りたくなるほどの詳細さ。

中でも生の小動物を使ったチチタプは印象的で、
アシリパは、好意で一番おいしい脳みその部分を
杉本に食べさせてくれるのですが、
そのグロテスクさに引き気味の杉本が、
ビミョーな表情で咀嚼する姿が何とも可笑しいです。

バトルありギャグありで絵柄も癖が少なく、
(この記事に珍しく)読み手を選ばない作品です。
ただ、所々痛い描写(皮膚がはがれたり臓物が出たり)
もありますので、苦手な方はやや注意です。

へうげもの
著者 山田芳裕 全22巻 連載中

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織部焼きを創始した戦国時代の武人、
古田織部を主役として、
戦と「数奇」に生きる武将たちを描く作品。
2011年にNHKのBSでアニメ化もされています。

戦国時代と焼き物という、
中々に渋いテーマを扱いながら、
コミカルで親しみやすい作風が魅力です。

武将でありながら焼き物や茶の湯に現を抜かす
究極の道楽男古田織部をはじめとして、
豪快で派手好き、異国の品にも目ざとい信長や、
策略家でありながら孤独を背負う秀吉
そして質実剛健で数寄とは縁遠い家康と、
誰でも知っている武将たちが
絶妙な味付けで作中に登場します。

しかしそれら武将と比べても
格別の存在感を放つのが茶人、千利休の存在です。
茶道を完成したことで知られる利休ですが、
へうげものでは茶道に限らず、
あらゆる数寄に精通する風流人として描かれます。
秀吉のような権力者にも決して
おもねることのない利休の生きざまは
武将達とは一味違った格好良さがあります。

戦国時代を題材としながら、
各話のタイトルを、60~70年代の
洋楽の楽曲名からとるセンスも秀逸です。

へうげもの(1) (モーニングコミックス)

へうげもの(1) (モーニングコミックス)


東京喰種
石田スイ 著 既刊22巻 連載中

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現代の東京を舞台として、
人間のみを食糧とする喰種の存在をテーマとする作品。
グロ要素強めのサスペンスホラーマンガです。

私がこの作品を気に入った理由は、
巧みな設定とキャラクター達の魅力です。

まず、主人公のカネキが、
望まずして喰種と人間の中間的存在となり、
穏健派の喰種が集まるあんていくの人々や、
喰種狩りを行う喰種対策局との関わりの中で、
喰種と人間の橋渡し役という、
自分の役割に気づいていく設定
が巧妙です。

キツめでかわいいヒロインのトーカや、
人間が好きと語るあんていくのマスター芳村(喰種)
正義感の強い喰種捜査官、亜門など
脇を固めるキャラクターも
それぞれに個性と信念があって非常に魅力的。

触手のような赫子を使った戦闘も
スピーティーで見ごたえがあり、
グロ系、ホラー系に抵抗がなくて、
バトルものが好きな方に特におすすめです。


神々の山嶺
夢枕獏 原作 谷口ジロー 画 全5巻 完結済

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夢枕獏氏が執筆した小説作品を元に、
孤独のグルメで一躍有名となった
谷口ジロー氏が作画を担当した山岳マンガ。
今年の春に実写映画化もしましたね。


かくいう私も高校時代は登山部で、
地元北陸の山には度々登っていましたが、
この漫画に描かれる登山はレベルが違い、
標高8000メートル級の高峰を、
単独かつ無酸素かつ真冬の時期に登る
という
死の危険と隣り合わせの非常に過酷なものです。


伝説のクライマー羽生丈二を始め、
登場するのは山に憑かれた
生粋のクライマーばかり。

また、キーアイテムとして
「そこに山があるから」の名言でお馴染みの
ジョージ・マロリーが遺したカメラが登場し、
物語に大きく関わることになります。


谷口ジロー氏の圧倒的な画力で描かれる
オリエンタルなネパールの街並みや
迫力ある山脈の描写が素晴らしく、
登山好きの方はもちろん、
ストイックで男らしいマンガを
読みたい方にもオススメです。


銀と金
福本伸行 著 既刊11巻 休載中

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ギャンブル好きな普通の青年森田が
裏社会のフィクサー銀次と出会い、
命がけのギャンブルや殺人鬼との戦いに挑み、
裏社会でののし上がりを目指す物語。
著者はカイジやアカギで有名な福本先生です。

この作品の醍醐味は何といっても
毎話毎話命がけの展開が連続するスリル感と、
読者の盲点をつくような鮮やかな逆転劇
です。

一つのストーリーがすっきりとまとまっており、
間延びせずに読めるのもうれしいポイント。
スリル感のある漫画が読みたい方や、
ギャンブル漫画が好きな方におすすめです。

ただひとつ残念なのが、11巻の競馬編以降、
作品の連載が休止していること。
様々な事情から再開は望み薄ですが、
それを差し引いても、この作品は読む価値ありです。

銀と金 1

銀と金 1


ベルセルク
三浦建太郎 著 既刊38巻 連載中

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中世ヨーロッパが舞台のダークファンタジー作品。
首に刻印を持つ黒い騎士ガッツと、
圧倒的な力を持つ使徒との戦いを描きます。

私がこの作品を初めて見た時は中学生の頃で、
ネットの評判を見て1巻を手に取ったものの、
そのあまりに陰惨な描写の連続に、
当時はそれ以上読む気を無くしてしまいました。

ですが、大人になって再び読み返してみると、
孤独に戦うガッツの格好良さや、
人間の因果を描いた重厚なテーマ
に惹かれ、
一見グロテスクで悪趣味な描写も、
ベルセルクの世界観に説得力を与えるために
必要な演出だったことが分かりました。

特に、有名な「」の場面は必見で、
あの理不尽さや絶望感は今でも語り草です。
私などは、あれを見た後震えがとまらず、
夢でうなされるほど恐怖しました。

また、三浦先生の圧倒的な画力も必見です。
執念を感じるような緻密な描き込みと、
確かなデッサン力が感じられ、
ページからにじみ出るような迫力があります。

このように、紛れも無く漫画史に残る傑作ですが、
お勧めするに当たって注意点が二つあります。

まずは、子供やグロ耐性のない方にはNGであること。
これは上記で解説したとおりです。

次に、連載の進みがかなり遅い点です。
近年ベルセルクは本誌での休載率がかなり高く、
一部では、著者が生きている間に
物語が完結するか危ぶまれているほどです。

これらの点がオッケーだという方なら、
ぜひ一度は読んでみてください。
他のマンガにはない衝撃を受けますよ。


ジョジョリオン
荒木飛呂彦 著 既刊13巻 連載中

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言わずと知れたジョジョシリーズの八作目。
舞台は震災直後の2011年の杜王町
星型のアザを持つ記憶喪失の青年と、
地面に埋まっていた彼を偶然助けた
広瀬康穂の出会いから物語は幕を開けます。

杜王町の名前でピンと来たかもしれませんが、
本作は、90年代に連載し、現在アニメが放映中の
ジョジョ四部のセルフオマージュを含んています。

スタンド能力ジョースターの血統も登場し、
特に第四部をリアルタイムで楽しんだ世代には
たまらないファンサービスが満載
です。

また、ファン向けの傾向が強いとはいえ、
複雑に絡んだ謎が徐々に解き明かされる
ミステリー作品としても上質ですし、
荒木先生特有の個性ある絵柄や
不可思議なスタンド能力の数々も魅力です。

加えて、ジョジョは第八部に入って
広瀬康穂や東方大弥を初めとして
女の子がより可愛く描かれるようになっており、
お色気シーンも増加していたりします。

シリーズのファンだったけど、
途中で追うのをやめてしまった方は、
ぜひ一巻だけでも読んでみて欲しい作品です。
御年56歳になる荒木先生の、
全く衰えない創作力を感じられますよ!



まとめ

お気に召す作品はありましたでしょうか?
今回は有名作ばかりのご紹介でしたが、
今後はジャンルを絞ったニッチなまとめも
書いてみたいですね。

余談ですが、amazonの無料漫画コーナーは
掘り出し物を探すのに大変おすすめです。
テラフォーマーズ進撃の巨人などの
人気作の初期の巻も時々出ているので
定期的にチェックすると幸せになれますよ。

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