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今一番熱い「ウィッチャー3」の長所と短所を100時間のプレイ体験からレビュー

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PS4でおすすめのゲームの話題になると、
必ずと言っていいほどその名が挙がるウィッチャー3。
全世界で600万本以上を売り上げた大ヒット作で、
つい先日ベスト版が発売されるなど、
今最も注目されているPS4のゲームです。

ですが、中古価格がなかなか落ちないことと、
シリーズの知名度が日本で高くないことから、
未だ購入を迷われている方も少なくないと思います。

そこで今回はそのような方のために、
ウィッチャー3のセールスポイントを、

・自由度
・ストーリー性
・グラフィック
・バトルシステム

の4つのポイントに絞ってご紹介します。

私が実際のプレイの中で感じた体験を軸に、
長所と欠点の両方を挙げながら
なぜ本作をおすすめしたいと思ったのか、
またどのようなタイプの方におすすめなのかを
じっくりお伝えしたいと思います。


基本情報のおさらい


アンドレイ・サプコフスキ(英語版、ポーランド語版)によるポーランドファンタジー小説『魔法剣士ゲラルト』(原題:Saga o wiedźminie)を原作とする本作は 、ウィッチャーと呼ばれる魔物退治の専門家、リヴィアのゲラルト(英語版)の活躍を描いたウィッチャーシリーズの3作目にして、最後のゲラルトの物語である。
(Wikipediaより引用)


ウィッチャー3は、中世ヨーロッパ風の架空世界を舞台とした、
オープンワールドのファンタジーRPGです。
現在までに国内で14万本以上
全世界で600万本以上を売り上げ、
2015年には、The Game Awardsにて
ゲーム・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。


また、過去作として
ウィッチャー」と「ウィッチャー2」の二作が
それぞれXboxで発売されています。
(私はこの二作はどちらも未プレイです)

圧倒的自由度の高さ!

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海外ゲームでは、日本のゲームに比べて、
自由度の高さを重視する傾向がありますが、
ウィッチャー3の自由度は、
その中でも特に群を抜いています。

まず第一に、ウィッチャー3では、
オープンワールド」を採用しています。

これは、継ぎ目のないフィールドを自由に動き回って、
メインストーリーを進行させたり、
あるいは本編と独立したサブクエストを
プレイヤーが任意で進められるシステムです。

エストを進める順番や立ち入る地域の順番を
プレイヤーが自由に選ぶことが出来るため、
特に海外のゲームでは多く採用されています。
(例、バットマンアーカムシリーズやスカイリムなど)

豊富なサブクエスト = プレイバリューの高さ

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そして、これが特にお伝えしたい事柄なのですが、
ウィッチャー3はとにかくサブクエストが豊富です。

その内容はバリエーション豊富で、
人探しや怪物退治はもちろんのこと、
ウィッチャーの感覚を利用した宝探しや、
カードゲームの勝利が条件のクエストもあるなど、
あの手この手でプレイヤーを楽しませてくれます。

もちろん、あくまでもサブクエストのため、
プレイヤーの判断で受けるも受けないも自由ですし、
エストごとに表示される適正レベルを無視して
あえて厳しい戦いに臨むことも可能です。
(高レベルのクエストほど報酬も魅力的)

この自由度の高さが
所謂「やらされてる感」の払しょくに繋がり、
結果としてプレイヤーをゲーム世界へ
より深く共感させる効果を生み出しています。

もっとも、自由度の高さには賛否もあり、
人によっては、自由度の高すぎるゲームは、
次に何をすればいいのか分からなくなるので、
あまり楽しめないという意見もあります。

ウィッチャー3では、メインストーリーという
明確な目標が常に示されているため、
そのような事態に陥ることは稀ですが、
それでもプレイヤーが自分で考え
判断する必要のある要素が多いため、
ゲーム慣れしていないライト層には、
やや負担が大きいかもしれません。


重層的で奥深いストーリー

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もしあなたがゲームに深いストーリー性を求めるなら、
ウィッチャー3は最高の選択肢だと言えます。

Amazonなどで購入者のレビューを覗いてみても、
トーリー性を高く評価する意見が多くを占めます。
その理由について、もっと詳しく見てみましょう。

世界観と主人公ゲラルトについて

ウィッチャーシリーズの舞台は
中世ヨーロッパをモデルにした架空の世界です。
ファンタジー世界でお馴染みの
ドワーフやエルフと言った非人間族が存在するほかに、
グールや幽鬼といった危険な怪物たちも存在し、
そんな怪物を狩るプロとしてのウィッチャーがいます。

主人公ゲラルトはウィッチャーの一人であり、
過去様々な事件を解決してきたことから、
伝説のウィッチャーと称される実力者です。

ウィッチャー3のストーリー

本作ウィッチャー3では、
ゲラルトが稽古をつけた過去を持つ、
少女シリがキーパーソンとなっています。

シリは秘められた強力な魔力を持ち、
その力を狙うワイルドハントと呼ばれる
謎の騎士たちから逃亡しています。
ゲラルトは、シリを救うためその足跡を追いながら、
同時にワイルドハント達と闘うこととなるのです。

またシリを追う過程で、
ニルフガードやレダニアといった国家の人間や
エルフ族やドワーフなどの非人間族、
さらには女魔法使いや人語を解する怪物など、
個性豊かな登場人物たちとも関わります。

彼らはゲラルトに協力することもがあれば、
利害がぶつかり敵対することもあります。
その選択はある程度プレイヤーに委ねられており、
プレイヤーの選択で人々や世界が変化する感覚は、
本作の醍醐味のひとつと言えるでしょう。

過去作を知らないと戸惑うことも…?

このように、ストーリー面で大きな魅力を持つ本作ですが、
プレイ中には過去作に関連した話題がしばしば登場し、
本作がシリーズ初体験のプレイヤーにとっては、
話についていくのが難しくなる事があります。

これについては、過去の情報を保完した
登場人物図鑑が用意されていますし、
会話の流れからある程度想像できるため、
私にとって大きなマイナスではありませんでしたが、
人によっては不親切に感じるかもしれませんね。

私も本作がシリーズ初体験だったため、
人物同士の関係をある程度把握するまでは、
やや会話中に戸惑うことがありました。


想像を超える美麗なグラフィック

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ウィッチャー3の大きな売りのひとつが、
徹底的に作り込まれた美麗なグラフィックです。
人物やフィールドオブジェクトの造形はもちろん、
細かいところでは、装備品の素材ごとの質感や、
時刻による光の加減の変化までも精巧に再現され、
中世ヨーロッパ風の世界観に説得力を与えています。

特に、イベントのムービーは、
CG映画にしても遜色ない程の出来栄えで、
ウィッチャーの重厚な世界観に華を添えています。

また、敵となるモンスターの造形も素晴らしく、
動きも現実の動物のようなリアルさを感じさせます。
中でもトロールバジリスクといった大型の怪物は、
遠目に観るだけでも恐怖感を感じるような
真に迫った迫力を備えています。

グラフィックの面では、特にマイナス点はなく、
グラフィック重視のプレイヤーも満足できます。

ただ、プレイ中に発生したバグとして、
モンスターを撃破した後の死体のモデルが
無関係のキャラクターのものに差し変わっていたり、
一部キャラの会話中のモデルが
表示されなくなる
といった表示関連のバグが
ごくまれにですが見受けられました。

これらは、プレイの質を落とすほどではありませんが、
気になる方は気になる欠点かと思います。


知識と判断力が試されるバトルシステム

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ウィッチャー3における戦闘は、
剣を使ったアクションを基本として、
そこにウィッチャー特有の魔法や、
弓矢、爆弾などの道具を組み合わせたものです。

その点は従来のアクションゲームと同じですが、
とりわけウィッチャー3が興味深い点は、
怪物にはそれぞれ強みと弱点があり、
事前に知っておくことで戦闘を有利に進められる
点です。

弱点となる魔法を使えば効果が増えますし、
特定の怪物に有効なオイルを調合して
剣によるダメージを増加することも出来ます。


反対に戦闘面でのマイナス評価を挙げるなら、
複数のアクションを組み合わせて戦う性質上、
慣れるまでは操作が煩雑に感じる点です。
これは、ファミ通のレビューでも指摘がありましたね。

トーリーモード開始時には、
基本操作を確認できる
チュートリアルが用意されていますので、
これからプレイされる方は、
そこでしっかりと操作法に慣れてから
本編をプレイすることを強くおすすめします

ゲーム内を貫くDIY精神

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戦闘で使う武器や防具を手に入れるには、
①店で販売しているものを購入する
➁敵を倒してドロップしたものを入手する
といった方法に加えて、
➂設計図を入手して、鍛冶屋に製作してもらう
という方法もあります。

①➁と異なり、➂の方法では、
設計図、素材、依頼料の三点が必要となり、
その分手間はかかりますが、より早い段階で
強力な武器を得られるメリットがあります。

また、自作できるのは装備だけでなく、
服用することで様々な効果をもたらす霊薬も、
同様に素材から調合することができます。

調合する霊薬の中には、体力を増やしたり、
敵へのダメージを増加させるものだけでなく、
中には夜目が効くようになるものや、
水中で長く息が続くようになるものもあります。

これら製作、調合のシステムは、
コレクション的な面白さもそうですが、
素材からアイテムを作る体験を通して、
よりウィッチャーの世界観を
リアルに感じられるのが良いですね。

グウェントについて

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最後に、ウィッチャー3を語るうえで外せない、
グウェントの存在についても語らせて頂きます。

グウェントとは、
ウィッチャー3の世界で流行している
1vs1の対戦型カードゲームで、
プレイヤーも、ゲーム内の
ミニゲームとして遊ぶことができます。

そのルールを簡単にご説明すると、
まず20枚以上のデッキを用意し、そこから
最初に8枚のカードを引いて手札とします。
それから交互にカードを場に出し合い、
最後に場に出ていたカードの戦力の合計値で
ラウンドの勝敗を決定するというものです。

1ゲーム3ラウンド勝負であり、
2ラウンド先取したプレイヤーが勝利者となります。

それだけ聞くと大して面白くなさそうですが、
グウェントにはゲームの戦略性を高める
様々な仕掛けが仕組まれています。

まず、カードを出す場には、
近接、間接、攻城の三つのラインがあり、
カードによってそれぞれおける場の種類が
あらかじめ決められています。

グウェントには、天候カードと呼ばれる、
敵味方含めた特定ラインのカード全てを
弱体化するカードが存在しており、
どのラインに戦力を裂くかの判断は、
ゲームの勝敗に大きく影響します。

更に、カードによっては
特殊効果を持つものもあり、
例えば同じラインの味方を強化したり、
捨て札を自分の場に戻すカードもあります。

そして、ゲームは3ラウンド制なので、
1ラウンド目を取っただけでは
ゲームに勝てないという点も重要です。

1ラウンド目に焦って手札を使い切ってしまえば、
以降のラウンドでの勝利が難しくなるため、
結果としてゲームには敗けてしまいます。

ですので、相手の手を読みながら、
最小限の投資でラウンドに勝つことが
グウェントで勝利するコツになるのです。

このように、グウェントには
シンプルなルールと戦略性が同居しており、
プレイヤーを(少女を救う目的も忘れて)
グウェントにハマらせる魅力となっています。

ゲームに使うカードは商人から購入したり、
グウェントの勝負に勝つことで入手します。
これがまさにTCGといった趣で、
実にコレクター魂がくすぐられます。

ゲーム好きとしては、
こういったおまけ要素にも
力が入ったゲームは好印象です。
(FF8FF9のカードを思い出しますね)


まとめ

ウィッチャー3の長所

1. 重厚なストーリー

2. 美麗なグラフィック

3. 豊富なゲームボリューム

ウィッチャー3の欠点

1. 過去作の知識がないと戸惑う点も

2. アクションゲーム初心者には操作がやや煩雑

その他注意点

1. CERO18なだけあり、相応のスプラッタ描写あり

どんな人におすすめ?

1. ストーリー性の高いゲームをプレイしたい方

2. じっくり考えながらゲームをプレイしたい方

3. ボリューム感のあるゲームをプレイしたい方

どんな人は向かない?

1. 普段あまりゲームをやらない方

2. 手早くクリアできるゲームがプレイしたい方

3. 次にするべきことが明確なゲームが好きな方

個人的には超おすすめ!

以上、ウィッチャー3のレビューと品評でした。
ゲーム慣れしていない方にはちょっと難しいですが、
歯ごたえのあるゲームをお探しの方には
まず第一におすすめしたい傑作RPGです。

また、私の様に週末にこつこつ進めるなら
これ一本で半年以上は楽しめるので、
コスパの面で考えても十分お得だと言えます。


先日丁度GOYエディション版が発売されましたので、
ご興味を持たれましたらぜひ遊んでみてください。

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