あなたがダークソウルリマスタードをプレイすべき4つの理由

PS4ゲームレビュー

DARK SOULS REMASTEREDとの出会い

2021年某月、
フロムソフトウェアの鬼畜高難易度戦国アクションゲーSEKIRO
指の筋肉がけいれんを起こしかけるほどのリトライの果てに
何とかクリアしエンディングまで到達した私は、
その感動も早々に、早くも次にプレイするゲームを思案していました。

「このまま2週目に突入してもいいんだけれど、
やっぱりそろそろ別のゲームに移ろうかなぁ…」

「そういえばフロムゲーはこれまで
ブラボ、SEKIROとプレイしてきたけれど
思えば一番有名なソウルシリーズには
まだどれも手を出したことがなかったな。
次に出るELDEN LINGの予習に一回遊んでみようかな?」

「今出てるソウルシリーズの最新作って3だったっけ?
調べてみよう。」

「…」

『DARK SOULS REMASTERED』…だと?」

デデーン

ダークソウルシリーズの初代※である
『DARK SOULS』のリマスター版が
遡ること3年前の2018年に発売されていたことに
私は今更ながら気づいたのでした。

〜以下、この時の私の心情〜

「発売年度でいえばこのDARK SOULS REMASTEREDが
一番新しいソフトになるわけか。しかし10年前のゲームということは
グラフィックとかやっぱり今からするとしょぼく見えちゃうんだろうなぁ…
どうすっかなぁ…」

などとしばらく逡巡したものの、
過去プレイした2作の満足度を考慮して結局購入。

そしていざ届いたソフトを起動して
遊び始めてみると…

「やっぱグラフィックは見劣りするなぁ…(最初のデモムービーは迫力あったけど)」

「BGMが無い…寂しい…」

「戦闘がちょっと単調かな…?」

…なんと、最初に感じた悪い予感が見事に的中😨

やはり、昨今のモダンなグラフィックやシステムに慣れた目に
10年のブランクは厳しすぎたかなどと
心中でぼやきつつ、しかしそれなりの金額を出して買ったのに
早々にプレイを放棄するのももったいないとプレイを続行。

しかし、そうして半ば惰性でプレイを続けていくうちに、
私の中に少しづつある違和感が生じ始めます。

「あれ?なんか…
悪くないかも…?」

グラフィックやUIにこそいくらかの古さを感じさせるものの、
新しい武器をゲットしたりレベル上げをしたりして
本作のシステムを少しづつ理解していくと
それに伴ってゲームプレイの楽しさも徐々に向上。

そして序盤の山場である某屋根の上のボスを撃破し、
装備やビルドによってガラリと闘い方が変わる自由度の高さ、
強力なボスを倒したときの圧倒的充足感など、
かつて私がブラボやSEKIROにハマるきっかけにもなった魅力が
本作にもしっかり備わっているという事実に気づくに至ると
私の本作に対する評価は当初とは一変していたのでした。

この記事のターゲット(想定読者)について

ここまでで、私がDARK SOULS REMASTEREDと出会い、
ハマるまでの経緯をお話しました。

続いては、その私の視点から
DARK SOULS REMASTEREDのどこが素晴らしくて、
逆にどこがいまいちだったのかを
主に未プレイの方に向けて忌憚なく率直に語って参りたいと思います。

特に、かつての私と同じように
「フロムゲーは好きだけど昔の作品のリメイクという事で
DARK SOULS REMASTEREDをプレイするか迷っている」

という方にお読みいただきたい内容となっているかと思います。
(そういう人がどれほどいるかは分かりませんが…)

また、念の為プレイ環境を書いておくと、
ハードはPS4、オンラインプレイあり(PS plus会員)
という環境でプレイしております。

それでは、いってみましょう!

DARK SOULS(REMASTERED)のここに魅了された!

1.シンプルだけど奥深い戦闘の楽しみ

DARK SOULSの戦闘はとてもシンプルです。

基本的には「攻撃する」
「回避する」「アイテムを使う」か、
あとは敵によっては後述する「パリィ」を使うかの4つだけ。

操作時に考えることがそれほど多くないので
「高難易度ゲー」という一般的なイメージに反して、
遊んでみると実はすぐに操作を覚えられる
優しい作りだったりするんですよね。

しかし、DARK SOULSが素晴らしいのは
そのシンプルなシステムの土台に
「豊富な武器防具」
「キャラビルド」
「絶妙な難易度バランス」
などの独自の魅力をブレンドして他に類を見ない
奥深いゲーム体験を提供することに成功していることです。

個性豊かな武器を使い分けて戦う楽しさ

DARK SOULSに登場する各武器には、
見た目や攻撃力だけでなく
技のモーションやリーチ、重量など多くの性能差があります。

例えば槍はリーチが長く、
盾を構えながら安全に攻撃できる反面
スタミナ消費が激しく短期決戦には向かなかったり
斧は威力に優れるが攻撃速度が遅く
リーチの長い相手が苦手だったり…

そうした武器による違いを確かめつつ
自分のスタイルに合った一品を選ぶ楽しさは
本作の醍醐味の一つです。

魔法攻撃
▲ファンタジー世界には欠かせない"魔法"も。

自分好みの強化が出来るビルドが楽しい

DARK SOULSでは他の多くのフロム作品と同様に
レベルアップ時に伸ばすステータスの振り分け、
俗にいうキャラビルドが可能です。

脳筋型でプレイしたいなら筋力を、
魔法を中心に戦っていきたいなら信仰や記憶力を
といった具合に、自分の志向するプレイスタイルに応じて
パラメーターを強化していく楽しさがあります。

ただし、このビルドに関しては
基本的に降り直しが出来ず、
またその説明もゲーム内で全く行われないため
ある意味初心者殺しとなっている点は
味方によってはマイナスポイントと言えるかもしれませんね。

ハイリスクハイリターンな見切り技"パリィ"の痛快さ

パリィ成功

本作には特定の盾を装備した状態でR2ボタンを押すことで
繰り出すことのできる"パリィ"という動作があります。

これは、敵が攻撃を繰り出す瞬間を狙って
パリィを合わせることで相手をひるませ、
その隙に攻撃を加えることで通常攻撃よりも
遥かに大きなダメージを与えられるという
ハイリスクハイリターンな一種のカウンター技です。

大型のボスには効かない場合もありますが、
リスクがある分成功した時はとても痛快で、
これもまた本作の戦闘に深みを与えている要素の一つです。

2.難しいけど、"理不尽"じゃない

プレイヤー自身の成長が実感できる絶妙な難易度設計

「心が折れそうだ…」の有名なキャッチコピーが示すように
一般的に高難易度ゲーとして知られる本シリーズですが
確かにその評判は伊達ではありません。

各所で待ち構えるボスは勿論、
ステージの道中にも制作者の悪意工夫に満ちた
手ごわい難所がいくつも存在しています。

しかしその分乗り越えたときの喜びもひとしお。

昨今の何かと親切すぎるゲームに小食気味の
チャレンジャーなゲーマーにとって
本作の辛口な難易度は
思わず熱中させられる魅力があります。

でかい!怖い!強いの三拍子がそろったボスたち

先ほども少し触れた点ですが、
本作には要所要所のポイントで
プレイヤーの行く手を阻む強力なボスが登場します。

彼らはほとんどの場合で
プレイヤーよりもはるかに巨大かつ強力で、
初めて対面した時には
コントローラーを握る手が震えること間違いなし。

初見で撃破することは
熟練のゲーマーでも困難を極めるかと思いますが、
しかし諦めずに何度も戦ううちに
有効な武器や戦略が見えてきて、
気づいたら勝つことが出来るようになっています。

また、本作はSEKIROと違ってレベリングできるので
どうしても勝てないとなったら地道にレベル上げをして
ステータスの暴力で突破するという手段が取れるのは
詰みになりづらいという点で
フロムゲー未経験者にもおすすめしやすいポイントかと思います。

3.冒険感溢れる探索の楽しさ

「探索」はDARK SOULSにおける最も大きな楽しみの一つです。

高低差に満ちた複雑怪奇な造形のマップは
プレイヤーの冒険心をいやが上にも高めてくれますし、
攻略の順序もプレイヤーの裁量に任されている部分が多いので
所謂「一本道感」や「やらされている感」がありません。

また、それだけでなく
DARK SOULSには『恐怖』を巧みに利用した、
プレイヤーをゲームに熱中させる仕掛けがたくさん用意されているのです。

お化け屋敷的なワクワク感

DARK SOULSにはお化け屋敷にも似た
『怖いもの見たさ』の心理を呼び起こす
ゲームデザインがなされているように思います。

薄暗く、偉業の怪物がはびこるロードランは
油断が即死を招くシビアな難易度も相まって、
未踏のエリアに関しては、ただ先へ進むだけでも
プレイヤーに相当の勇気を要求します。

ですが、そのストレス状態がプレイヤーにとって心地よい刺激となり、
ゲームへの集中と没入感を高める役割を果たしているのです。

また、フロムゲーはそうしたプレイヤーの心理の裏をかいた
マップデザインやオブジェクトの配置が多く、
うっかりその術中にはまってしまっときには
思わず「やられた!」と天を仰ぎたくなる気持ちにさせられます(笑)。

フロム的構造美が堪能できるフィールドマップ

DARK SOULSには怪物に占拠された不気味な古城、
隔離された地底の村、薄暗く見通しの悪い森など
実に多種多様なロケーションが登場します。

これらのマップは一見てんでバラバラに
点在しているように見せながら
要所要所で各地がショートカットで繋がるようになっており、
ゲームをプレイしていると「ここがあそこと繋がるのか!」と
何度も驚かされることになります。

そうした驚きもまた、
探索の楽しさに繋がっているように思いますね。

説明文を読んでいるだけでも楽しい

世界観に関するヒントがちりばめられた
独特の文体でつづられるアイテムの説明文には
ゲームをプレイする手を止めてでも目を通すだけの価値があります。

与えられた断片から世界の全容を
プレイヤー主体で把握していく作業は
プレイヤー自身が世界の謎に
向き合っているという実感を与えてくれるものです。

4.肩ひじ張らずに楽しめるオンライン要素

「一期一会」のオンラインプレイを意図して
デザインされた本作のオンライン要素は、
他のフロムゲー同様、肩ひじ張らず気軽に楽しめるものです。

血痕とメッセージ

血痕とはプレイヤーが死亡した時にその場に残される目印であり、
オンラインプレイでは他のプレイヤーの血痕を調べることで
そのプレイヤーの死の直前の行動を幻影としてリプレイすることが出来ます。

これにより、危険そうな場所を予め予測出来たり、
立ち回りのヒントを得ることが出来ます。

メッセージは専用アイテムを使用して
任意の場所に残すことが出来る簡単なメッセージです。

定型文の組み合わせで作成することができ、
他プレイヤーへ向けて助言を与えることが出来ます。

協力プレイ

DARK SOULSでは
白いロウ石というアイテムで印を描くことによって
オンライン上の他のプレイヤーと
一時的な協力プレイを楽しむことが出来ます。

ロウ石を使ったプレイヤーがゲスト、
印をチェックしたプレイヤーがホストとなり、
そのエリアのボスを倒すかホストまたは
すべてのゲストが死亡すると協力プレイは終了します。

協力プレイでは特別なアイテムの入手が出来るほか、
なにより他のプレイヤーと協力する醍醐味が味わえるので
通信環境があるならぜひ遊んでみていただきたいモードです。

敵対プレイ

他のプレイヤーから侵入を受ける、あるいは
赤いサインロウ石などの特定のアイテムを使用すると
他プレイヤーとの対戦が出来ます。

注意点としてオンライン状態で生者状態、
かつボス未撃破のエリアを歩いているときには
望んでいなくても他のプレイヤーから侵入されてしまうことがあるので、
もし対人戦を望まないならできるだけ亡者状態を維持しておくと良いでしょう。

対人戦はビルドや対人戦特有のテクニックなどを知っておく必要があり、
より上級者向きのモードだと言えます。

逆に言えば、
自分のゲームスキルを試したいチャレンジングなプレイヤーにとっては
最もやりがいのあるモードとなるはずです。

ここはちょっと…なDARK SOULSのイマイチだった点

マップが複雑すぎて迷うことも

DARK SOULSのマップはとても複雑で、
なおかつ暗くて見通しの悪い場所も多いので
行先に迷って時間を無駄に費やしてしまうことがありました。

特に通常のルートなら中盤に訪れることになる某村には
思わず制作者はプレイヤーをいじめて楽しんでいるんだと
あらぬ被害妄想を抱いてしまいそうになるハマりポイントがあるので
もしそれらしい場所にはまり込んでしまったら、変に意地を張らず
ネットで解決策を探してみてもよいかもしれません。

移動周りがちょっとかったるい

DARK SOULSではゲームの中盤以後になるまで
昨今のゲームでは当たり前の拠点ワープができません。

そのため、武器強化のための素材集めの際など
ところどころで移動にだるさを感じてしまうことがありました。

後発作品に比べると戦闘がやや単調

これは仕方ない事なのですが、
ブラボやSEKIROなどの後発作品と比べると
敵の行動パターンやAIが洗練されておらず、
戦闘がやや単調に感じることもありました。

SEKIROほど突き抜けた難しさはない

本作はレベル制を採用しているため、
どうしても勝てない敵に対しては
地道にレベル上げをすることで
相対的な難易度を下げるという逃げ道が残されています。

それ自体は初心者救済や詰み防止策としてよいことだと思いますが、
レベルを上げれば何とかなるという安心感があったためか
さすがにSEKIROほどの突き抜けた達成感はありませんでした。

おわりに

これまでのレビューを踏まえて、
私がDARK SOULSをおすすめするのは次ような方です。

・フロムゲーが好き
・中世ファンタジーが好き
・ホラーゲーにそれほど抵抗がない
・ゲームの世界にドップリ漬かりながらプレイしたい
・歯ごたえのあるゲームがプレイしたい
・グラフィックよりゲーム性重視

レベル上げという逃げ道がある分
フロムゲー初心者にもおすすめできる作品ですので、
上の項目にちょっとでも当てはまった方はぜひともプレイしてみてください。

それでは~

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