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「我が心と行動に一点の曇りなし」ファニー・ヴァレンタイン大統領の格好良すぎる名言28選

はじめに

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(引用元:ジョジョの奇妙な冒険 第7部 カラー版 22 より)

こんにちは、daimaです。
本日はジョジョの奇妙な冒険第七部
STEEL BALL RUN(以下SBR)に登場した
ファニー・ヴァレンタイン大統領の
名言の数々をご紹介します。


前知識:キャラクター紹介

ヴァレンタイン大統領
(引用元:ジョジョの奇妙な冒険 第7部 カラー版 16 より)

ヴァレンタイン大統領は
アメリカ合衆国の第二十三代大統領であり※、
第七部の舞台となる
馬による史上初の全米横断レース、
SBRレースの最大のスポンサーでもあります。
(※これはあくまでもSBR世界の話であり、
現実世界の二十三代大統領は
全くの別人(ベンジャミン・ハリソン))

彼がレースの開催を支援した
本当の目的はアメリカ各地に散らばる
「聖人の遺体」をレースを利用して
集めることであり、作中では別の目的で
遺体を集めるジョニィたちと利害がぶつかり、
様々な形で対立することとなります。

性格

ヴァレンタインの性格は常に冷静沈着、
リーダーシップに優れていて、
アメリカの国益の為ならどんな非情な命令でも
ためらわず即決することができます。

かといって全く
人間味がないわけでもないようで、
亡き父の形見のハンカチを
いつも肌身離さず持っていたり、
妻のスカーレット夫人からその人柄を
「切れ味するどいんだけど
あたたかいのよ」と評価されるなど
人間味を感じるエピソードも
いくつか描かれていました。

ヴァレンタインのこうした性格形成には
彼が軍人上がりの政治家であったこと、
そして彼の父親もまた、
かつて南北戦争に従軍していたことが
強く影響しており、
特に後に詳説するハンカチのエピソードは
その後のヴァレンタインの生き方や
価値観を決定づけたと言っても
過言ではないほど重要なものです。

スタンド能力:D4C(Dirty deeds done dirt cheap)

f:id:ama46572222:20191110193603j:plain
(引用元:ジョジョの奇妙な冒険 第7部 カラー版 20 より)

「ドアと壁」、「地面と国旗」
など物と物の間に挟まれることで
無数に存在する並行世界の間を
自由にいったり来たり
することのできるスタンド能力

この能力で訪れることのできる
並行世界は社会制度や人物の配置などは
ほぼ基本世界と同様であるものの、
よく観察すると細部には様々な差異
(服装や能力が違ったり、
レース参加者が追っているものが
遺体ではなく宝石になっていたり)
があります。

また、他の人や物と同じように
ヴァレンタイン大統領も
各世界に一人づつ存在しているのですが
その中でも次元間を自由に
行き来できるのはD4Cの所有者である
「基本」のヴァレンタイン一人のみであり、
他のヴァレンタインがその能力を使うには
基本のヴァレンタインから
D4Cの能力と記憶を「継承」する必要があります。

ところでこの能力には
あるもう一つの危険な性質があります。
それは「大統領以外の別次元の同じ人や物同士が出会うと
お互いに引き寄せあって最終的に肉体が崩壊、死亡する」

というドッペルゲンガーの伝承のような性質です。

これは言い換えば
「防御不可、一撃必殺」の最強クラスの攻撃方法であり、
作中ではディエゴに嵌められたウェカピポが
別次元の自分と遭遇してしまい、
哀れにも肉体を粉々に分解されて死亡していました。

D4Cにはその他にも
D4Cの本体権を並行世界の自分に移して負傷をリセット
・並行世界から他の自分を連れてきて共闘
・敵の体の一部だけを並行世界へ連れ込んで動きを拘束
・並行世界のスリムな自分と入れ替わって超速ダイエット
などの様々な応用手段があり、
肉弾戦こそ並程度の強さであるものの
シリーズの大ボスが持つにふさわしい
非常に有用な能力であることは間違いないでしょう

一挙紹介!ヴァレンタイン大統領の名言集!


わたしの
「部下」が行う事は
……スティール君

「作戦」と
いうのだよ

「殺人」ではない
……………
わたしが下す
「命令」のことはな

STEEL BALL RUN 5巻7Pより

ヴァレンタインがジョニィとジャイロを
始末するつもりだと知って
「私のレースで殺人が行われるなど
聞いてないぞ!」と憤慨する
ティール氏に放った
記念すべき初登場回のセリフ。

このセリフ自体はなかなか格好良いのですが
いかんせんこの頃の大統領は
顎の肉がだらしない見事な肥満体系。
それがのちにあれほど
格好いいマッチョなイケメンになるとは
一体だれが予想できたでしょうか…



知ってるか?
……………
缶ビールの
「一気飲みの方法」

グッ

うごォ

ブハァーッ

エス
エス

STEEL BALL RUN 6巻22Pより

SBRのコースを並走する列車の中で
缶ビールの一気飲みという妙に庶民臭い技を
部下に披露した場面でのセリフ。

ちなみに世界初の缶ビールが発売されたのが
1935年、米国のクリューガー社によるもの※とされており、
1890年当時の大統領がどうやって
缶ビールを入手できたのかは永遠の謎です。
(参考:Jan. 24, 1935: First Canned Beer Sold | WIRED)



重大なのは……
………いいかッ!
許されないのは
「裏切り者」だ!

この群衆の中の
どこかにいて
このわたしを
見ているのか!

我々の威信の乱れは
将来の力の弱さとなるッ!!

必ずッ!絶対に
見つけ出して そいつを
処刑しなければならないッ!!

STEEL BALL RUN 10巻7Pより

4thステージのゴール会場にて、
ルーシー・スティールの活躍で
部下のブラックモアを失った上に
遺体の回収をまで邪魔されたヴァレンタインが
怒り心頭で発したセリフ。

大統領はその立場からか
個人の野望とか思想に言及することが多い
他の部のラスボスとは違い、
国家のことを念頭に置いた
俯瞰的な発現が多いのが特徴的ですね。



……
貧乏人の
カスがぁ~~
~~~~
STEEL BALL RUN 10巻54Pより

大統領の側近との交渉中に
「遺体」との交換条件として
「マンハッタン島をくれ」と
大見得を切ったディエゴに対し
物陰から見ていた大統領が、
苦虫を噛み潰したような
表情で呟いたセリフ。

さりげないたった一コマなのに
セリフと表情が絶妙すぎるせいで
大統領がディエゴのような成り上がり物を
心底を見下しきっていることが
ビンビン伝わってくる隠れた名(?)シーンです。



全ては
順調だ…
いよいよ!

「総取り」の
時が来た…

『頭部』を最後に
残して
この我が国の
「遺体総取り」の
時がッ!!
STEEL BALL RUN 15巻48Pより

レースも佳境に入った
7thステージでのヴァレンタインのセリフ。

この頃から徐々にですが
肉体のスリム&イケメン化が進行していきます。



わたしは
斧で襲いかかる
そこの「アクセル」から
君を助けた

正当なる防衛だよ
アクセルの君への
攻撃を止めたんだ
…………

STEEL BALL RUN 15巻207Pより

7thの通過点であるゲティスバーグ
ジョニィたちを襲った大統領の部下は
他人に自分の罪をおっ被せるスタンド、
シビル・ウォーを操るアクセル・ROでした。

しかしそのアクセル・ROは
ジョニィの新たな能力、タスクACT3と
ジョニィに目覚めた「漆黒の意思」の前に敗北。

それでも負けを認められないアクセル・ROは
半ばやけくそでジョニィに斧を振りかざしますが、
その瞬間ん突如物陰から現れたヴァレンタインに銃撃され、
ヴァレンタインは瀕死のアクセルに
ジョニィたちを足止めをさせることで
その場にあった遺体をまんまと
「総取り」することに成功しました。

これはそんな場面で
出てきたセリフなわけですが、
事実はどうあれ
自分の行動が正しいのだという
体裁を貫こうとするこの発言は
いかにも政治家らしくて面白いですね。



誰かが最初に
右のナプキンを
取ったら
全員が「右」を
取らざるを得ない

もし左なら
全員が左側の
ナプキンだ
そうせざるを得ない

これが「社会」だ
……………


土地の値段は一体
誰が最初に
決めている?

お金の価値を
最初に決めている者が
いるはずだ
それは誰だ?

列車の
レールのサイズや
電気の規格は?
一体 誰が最初に決めている?

民主主義だから
みんなで決めてるか?
それとも自由競争か?

違うッ!!

ナプキンを
取れる者が
決めている!

この世のルールとは
「右か左か」?このテーブルの
ように均衡している状態で
一度動いたら全員が
従わざるを得ない!

いつの時代だろうと………

この世は
このナプキンの
ように動いているのだ


そして
「ナプキンを取れる者」とは
万人から「尊敬」されて
いなくてはならない

誰でも
良いってわけではない…
無礼者や暴君は
ハジかれる
――それは「敗者」だ

この
テーブルの場合…

「年長者」か…
もしくは
「パーティー主催者」に
従ってナプキンを取る
………………………………
「尊敬」する気持ちが
全員にあるからだ……………

仮に この
テーブルに
「イエス様」が
つかれてるとしたら

たとえ
どんな人間だろうと
ローマ法王でさえ
エス様のあとに
ナプキンを取らざるを
得ないだろう?

STEEL BALL RUN 16巻87Pより

ホット・パンツの肉スプレーで
スカーレット夫人に変装した
ルーシー・スティールに、
それと知らずヴァレンタインが
社会の仕組みをナプキンに例えて
説いた一連のシーンのセリフ。

社会のルールを
決められる人間になるには
単純に力が強いだけではだめで、
同時に他の人間から
「尊敬」されていなければならない
というのは興味深い指摘です。

カーズやDIOディアボロなど
これまでのボスキャラが力や恐怖で
他者を支配しようとしていたことと比べると
ヴァレンタインの異質さが目立ちますね。



何なんだ?
スカーレット
すごくカワイイぞ
その表情

興奮して来た
…………
服を脱げ

STEEL BALL RUN 16巻89Pより

妻に変装したルーシー(14)に
うっかり欲情してしまった
ヴァレンタインのセリフ。

14歳の人妻を襲うという
二重の意味で倫理観が
問われかねないこのシーンについては、
まずヴァレンタインはこの時点で
妻のすり替わりを知らなかったわけですし
なにより相手の外見はスカーレット夫人のまま
だったのだから仕方がなかったのだと
擁護したいところですが
正体がルーシーだとバレた後も
躊躇いなく行為を続行しようとしていたので
やっぱりダメみたいですね(諦め)


これから
「真の力」を
得た時…

子孫が必要になる…
「力」は子孫に伝えて
こその繁栄だ

STEEL BALL RUN 16巻98Pより

ルーシーに
股間のスタンドをINする
直前のヴァレンタインのセリフ。
(結局未遂となりましたが)

この辺、扉ページで
「S○X 必要なし」と解説され、
自分でも「頂点は常に一つ!」と
断言していたカーズ様とは好対照ですね。



「懐胎」した
という事かッ!
たった今!!

う…
産まれて
完結

STEEL BALL RUN 16巻156Pより

逃亡したルーシーを袋小路に追い詰め、
いよいよ念願を果たせると思いきや
「遺体がルーシーと融合し、
最後の部位(頭部)がルーシーの胎内に宿る」
という超展開が勃発。

妊婦のように膨らんだ
ルーシーの腹部に浮き上がった
聖人の頭部のシルエットを眺めつつ、
唖然としたヴァレンタインが
呟いたのがこのセリフです。

「産まれて完結」という
短いながらも一度聞いたら忘れられない
強烈なワードからは荒木先生の卓越した
言語センスの凄みが伝わってきます。



『Dirty deeds done dirt cheap』
"いともたやすく行われる
えげつない行為"

STEEL BALL RUN 18巻12Pより

自身のスタンドの正式名称を
ジョジョ的センスあふれる
訳文つきで言い放った名セリフ。
フィラデルフィア市内での
ディエゴ&ウェカピポ戦で初披露されました。

ちなみにこのスタンド名の元ネタは
オーストラリア出身のロックバンド、
AC/DCが1976年にリリースした
メジャー・セカンドアルバム
「DIRTY DEEDS DONE DIRT CHEAP(邦題:悪事と地獄)」です



男が女にひかれる
基準だが…

あるいは女が男に
ひかれる基準だが
…………

「愛」だとか「愛してない」
だとか
「好き」だとか「嫌い」だとか
そんなんじゃあない
…………

「吉」であるか
どうかだ

自分にとって
その男が…
あるいは女が
「吉」であるかどうかなのだ

STEEL BALL RUN 19巻14Pより

ヴァレンタインが
ルーシーに語った恋愛論

本当に良いパートナーとは
吉=幸運を運んできてくれる相手である
というのはなかなか説得力がある主張です。
…問題はどうすれば
その相手を見極められるか、ですね…・



ドジャアア~~ン
……………

全部
消えちゃう
がな……

STEEL BALL RUN 19巻21Pより

ヴァレンタインが何かを
別次元に送り込んだ時に
良く言う謎の口癖
「ドジャアア~~ン」。
初出はルーシーを連れてきた御者を
ドアと壁に挟んで消してしまった場面でした。

そういえばASBのヴァレンタインが
イケボでこの「ドジャアア~~ン」を
披露したのを初めて聞いた時は
イケボさと内容のギャップがシュールすぎて
思わず吹き出してしまったなぁ…



無事
ナプキンを
とってくれ

もちろんだ
ありがとう

STEEL BALL RUN 19巻79Pより

別次元の
ディエゴとホット・パンツを
基本世界へ持って来る際に
別次元のヴァレンタインと交わしたセリフ。

二人の人間のやりとりなのに
丸ごと「ヴァレンタイン大統領のセリフ」
として紹介できるという、
他のキャラの名言集では
絶対にありえない珍セリフです(笑)



「陽」のあたる所
必ず「陰」があり…
幸福のある所
必ず反対側に
不幸な者がいる
……………

「幸せ」と「不幸」は
神の視点で見れば
プラスマイナス
『ゼロ』!

『安定した平和』とは!
平等なる者同士の
固い『握手』よりも
絶対的優位に立つ者が
治める事で成り立つのが
この『人の世の現実』!!

STEEL BALL RUN 20巻97Pより

自分に襲いかかるあらゆる不幸を
世界中の別の誰かに身代わりさせるという
究極の防御能力、「D4C ラブトレイン」の
現象を初めて目の当たりにした場面でのセリフ。

ここで大統領が唱えている
独裁主義的な思想は
民主主義社会に生きる私たちにとっては
一見悪しきものに映りがちですが、
思えば人間の歴史上、
ローマ帝国にしろ江戸幕府にしろ
支配層と被支配層の別なしに
国家が栄えたことなど一度もありませんでした。
(そしてそれは格差の拡大が叫ばれる
現代社会もおそらく例外ではなく…)

生物の社会のあるところ
必ず能力や貧富の差が生まれ、
人々は自分が他人よりも金や地位を
持っていないことに悩み苦しむ…
この人類の宿業の様な問題が解決する日は
果たして訪れるのでしょうか。



『力』!!『栄光』!!
『幸福』!!『文明』『法律』
『金』!『食糧』『民衆の心』!!

このわたしがッ!
最初のナプキンを
手にしたぞ!

STEEL BALL RUN 20巻99Pより

ルーシー=遺体の持つ能力が
自分の味方になったのだと知り、
テンションが激上がりした
ヴァレンタインのセリフ。

大統領は聖人の遺体を利用して
アメリカがこれら全てを
コントロールするような世界を
実現したかったのでしょうか。



これから聖なる
「遺体」になる
のだからな

だが
ルーシーは
死ぬが…

この世に
「女神」が
生まれたのだ

君は
「女神」に
なった

わたしの能力
D4C」と共にいる
この人間世界の「女神」だ

もはや
崇拝しかない
………

この場所に
「神殿」を建てよう

STEEL BALL RUN 20巻165Pより

遺体と融合し、
遺体そのものになりつつある
ルーシーにヴァレンタインが語りかけたセリフ。

そういえば「女神」という言葉は
ジャイロもよく使っていましたね。
もっともあちらの場合は
ルーシーを馬に乗せたことで
ジャイロ曰く既にいた
自分の女神にそっぽを向かれて
幸運を手放してしまう結果となりましたが…



戦局でいう所の…

「一手」だな…

「一手」見誤った者の
敗北という事か……

ジャイロ
おまえの方か…

わたしの方では
ないがな…
………

STEEL BALL RUN 21巻97Pより

ジャイロとの一騎打ちの直前、
ジャイロの鉄球が次元の壁を超えたことを知り
それまでの余裕が無くなったヴァレンタインのセリフ。

「一手」といえば
将棋やチェスのような
ボードゲームが連想されますが
大統領はそういう頭を使うゲームなんかは
めちゃくちゃ強そうなイメージがありますね。



『一手』
…………

『一手』
見誤ったのは
………

……

どっちか
……?

………
わたしの
方では
ない

STEEL BALL RUN 21巻135Pより

ルーシーから出る光の線で
鉄球が一部分削れたことで
黄金の回転が不完全となり、
一瞬の差でジャイロとの一騎打ちを制した
ヴァレンタインのセリフ。

この辺りの展開は
ジャイロは殺されるわ
スローダンサーは走れなくなるわ
ジョニィは完全に心折れてるわで
絶望感がハンパなかったですね…



2年前
………

わたしが
この国の
大統領に就任
した時……

わたしの生まれ故郷で
祝賀の晩餐会が
開かれ………

そこで
その時だけ

殺された
ばかりの
子羊の生肉が
出席者たちに

ふるまわれた
…………
遠い祖先
からの
古い慣習

この
人間世界の
現実…

新しい時代の
幕開けの時には必ず
立ち向かわなくては
ならない『試練』がある

『試練』には
必ず

「戦い」があり
「流される血」がある

『試練は』
「強敵」である
ほど良い…

STEEL BALL RUN 22巻42Pより

生贄の子羊になぞらえて、
ジョニィやジャイロ、自分の部下たち、
そして妻スカーレットの死すら
新たな時代のために必要な
「生贄」だったのだと語るセリフ。

それが正しいかはおいといて
自分が正しいと思ったことをやりきる
信念の強さにおいては
ヴァレンタインの右に出る者はいませんね。



すぐに『戻って』…
遺体の部位以上に
バラバラにしてやる

STEEL BALL RUN 22巻87Pより

ACT4の爪弾の影響から逃れるため、
新しい肉体にスタンドと記憶を移した
直後のヴァレンタインのセリフ。

遺体のバラバラ具合に例えて
自分の怒りを表現する洒落っ気が最高です。



ここから
話す事は
とても重要な事だ

それだけを
話す

わたしの行動は
「私利私欲」で
やった事ではない

「力」が欲しい
だとか
誰かを「支配」
するために
「遺体」を
手に入れたい
のではない

わたしには
愛国心」がある

全ては
この国のために
「絶対」と判断したから
行動した事…

STEEL BALL RUN 22巻166Pより

ACT4から逃れるすべはないと悟り、
最後の説得に賭けたヴァレンタインのセリフ。

完全敗北して命乞いしているはずなのに
なぜかカッコいいのが大統領マジックです。



その聖なる
「遺体」がッ!

仮に地球の裏側の
どこかの
ルール無用の
『ゲス野郎ども』の
手に渡ってみろ!

自分の
欲望でしか
考えない
ゲスどもの事だ

この国の将来に
どれだけ残酷な
出来事が集まってきて
起こることに
なるのだろう……

それだけは
阻止しなくては
ならないッ!

わたしの
大統領としての
絶対的『使命』は!

この世界の
この我が国民の
『安全を保障する』という事!
それひとつに尽きるからだ!

このSBRレースは
そのために行われ

スタンド使い」たちに
「聖なる遺体」を
集めさせる唯一無二の手段だった

人間の世界では
歴史でわかるように
劇的変化のある時
必ず戦闘が行われる

逆に言うなら
戦いの犠牲が出るからこそ
「大切なもの」が手に入る

このレースで
死んでいったものは
それであり
必然な結果だった

わたしの行動に
ミスはなかったと信じている

戦争ではなく
SBRレース」で
あったからこそ
犠牲者は最小で済んだのだ

STEEL BALL RUN 22巻168Pより

自分の行動の理由と正しさを
熱弁したヴァレンタインのセリフ。

劇中の言動を見る限り
大統領は本心から国の未来を思って
行動していたのだとは思いますが、
全体のために一部を不幸にしても
かまわないという考え方には
どうしても賛成することはできません。

あくまでも自分のためだけに
遺体を手に入れようとしたジョニィが
主人公の立場で描かれ、
アメリカ全国民の幸福のために
遺体を手に入れようとした大統領が
悪役の立場で描かれたSBRの物語。
果たしてあなたはどちらがより
正しい存在だと感じたでしょうか…?



わたしは一度口にして
誓った事は
必ず実行する

君たちに
『報復しない』と誓ったなら
『決してしない』

STEEL BALL RUN 22巻178Pより

ジョニィを安心させるための
駄目押しのセリフ。

怪しいとは思っても
ここまで堂々と断言されると
少しずつ信じてしまいそうになるのが
言葉の怖いところですね。



これは
………

わたしの父の
『かたみ』だ

何にでも
日付を書く
習慣のあった父親で
このハンカチには
――わたしの「誕生日」が
刺繍されている

わたしの
心のささえだ……
大切な時は
いつも持ち歩いている……

父が戦争へ行く時
持って行ったそうだが
父が戦死したあと
わたしの所へ
戻って来たものだ

このかけがえのない
大切さは 誰にも
理解できないもの
かもしれないが

この
亡き父の「ハンカチ」に
かけて誓う

ジョニィ・ジョースター

『決して
報復はしない』

全てを
終わりにする
と誓おう

STEEL BALL RUN 22巻179Pより

ヴァレンタインは
ジョニィ説得の切り札として
別次元から生きたジャイロを
連れてくることを提案し、
さらに駄目押しとして
かつて国のために戦って死んだ
父が残した形見のハンカチを持ち出して
ジョニィの情に訴えようとします。

そしてジャイロの件で
心が揺れていたジョニィは
ヴァレンタインのこの言葉を受けて
ついに「ほぼ」100%その言葉を
信じてみたいという気持ちになったのでした。

ちなみに作中では
回想の形でこのハンカチが
ヴァレンタインの手元に渡った
経緯が描かれているのですが
その内容がまたもの凄い。

ある時敵軍に捕らえれた
ヴァレンタインの父親が
情報を吐かせるために
連日敵軍の兵士によって
繰り返される過酷な拷問の中で
最後の心の拠り所として
拷問で失った眼球の穴の奥に
死ぬまで丸めて隠しておいたのが
息子の名を刺繍したこの
ハンカチだったというのです。

そして戦争が終わったあと、
父の遺体の中からハンカチを見つけた
元部下の将校がヴァレンタインの家を訪れて
幼いヴァレンタインに父親の死の顛末を話し、
このハンカチを手渡したのでした

…とまぁ、こんな
エピソードがあったからこそ
ジョニィだけでなく
読んでいた私自身も
「あれ。もしかしてこれ
大統領いい人なんじゃない…?」
と心が動かされ、
当時は本当にこの後どうなるのか
全く先が読めずハラハラしながら
1ページ1ページを捲っていました。

そういう読者の心理を
おそらくはしっかり計算して
このエピソードを書いたのだろうから
荒木先生はやっぱりとんでもない
センスの持ち主ですね


我が心と行動に
一点の曇りなし
……!

全てが
『正義』だ

STEEL BALL RUN 23巻25Pより

最後の最後でジョニィに嘘を見破られ、
ついに腹を括ったヴァレンタインのセリフ。

正攻法で勝てなくて
最後の手段でついた嘘もばれ、
どうしようもなくなって最後は特攻という
普通に考えたら物凄くカッコ悪い状況を
ここまで格好良くかけるのだから
荒木先生はやっぱりとんでもない
センスの(ry

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