【SCP】日本支部限定!意味がわかるとゾッとする怖い報告書10選

SCP

はじめに

こんにちは、daimaです。

【SCP】日本支部(JP)が批判される5つの理由 | 退屈ブレイキング

前回こんなタイトルの記事を投稿したばかりでアレなのですが、
本日は日本支部限定で、意味がわかると怖い系の
SCP報告書を10本ほどご紹介させていただきます。

取り上げる報告書は
飛び降り自殺の現場に出現する謎の採点プレートや
亡くなった人と再会できる踏切、
外来種をぶん投げるおじさんなどなど十本十色。

どの報告書もあなたの予想を超える
衝撃を与えてくれること請け合いです。

それではどうぞ。

SCPー1645ーJP「祝・■■町交通死亡ゼロ記録9999日達成」

SCPー1645ーJP – SCP財団

本日一発目にご紹介するのは
なんとも不可思議なタイトルが目を惹くこちらの報告書。

事件の発端は日本のある町に住む9歳の女の子が
軽トラックに轢かれて死亡するという悲劇的な交通事故でした。

しかし、ただの交通事故であれば
SCP財団が報告書にまとめるわけがありません。

奇妙なことに事故の後、
なぜか加害者ではなく
被害者の少女とその遺族、関係者らが
事件の概要を知った不特定多数の人物から
誹謗中傷や殺害予告などの
様々な嫌がらせを受けるようになってしまったのです。

全く理不尽としか英ないこの状況。
その背後には町が抱えていたある事情と
SCPー1645ーJPに指定されたモノの
恐るべき影響が存在していたのでした…

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被害者側の少女が憎まれた表向きの理由、
それは事故当日が町の交通死亡事故ゼロ記録
9999日目にあたる日であり、
「少女が車にはねられてしまったことで
記念すべき『交通死亡事故ゼロ記録』10000日達成が妨害された」

と認識されてしまったことでした。

しかし、それだけの理由で
報告書に記されているような
過激で広範なバッシングが少女側のみ※に
対して起きるのはあまりにも不自然です。
(※報告書中では加害者側に一切バッシングが起きなかったことが説明されています。)

そこで財団はこの現象をトラックに轢かれた少女と
その近親者に対する強い憎悪や害心を発生させる
感染性のミーム異常としてSCPー1645ーJPに認定。

記憶処理剤の散布とサブリミナル記憶処理によって
12日間かけてSCP-1645-JPの情報とミームの影響を消し去ったのでした。

しかし、これで事態が万事丸く収まったわけではなく、
SCP-1645-JPが引き起こした様々なトラブルは
娘を失ったばかりの少女の母親をさらに追い詰め、
ついにある重大な決断をさせるに至るのでした…

その決断の内容はあえてここには書きませんが、
個人的に今まで読んだ報告書の中でも
トップ3には入る胸糞悪い結末でしたね。

しかもそこで終わりではなく
最後にもう一段おまけの「オチ」がつくという徹底ぶり。

人の悪意というか、日本支部ならではの
絡みつくような後味の悪さを感じさせる報告書でした。

しかしながら個人的に一番怖かったのは
こうした同調圧力やいじめ行為が
ここまで過剰なものでなくとも
普通に私たちの身の回りに存在しているという事実に
改めて気づかされたことでしたね。

…やっぱりこの世で一番怖いのは人間だなぁ。

SCP-1131-JP「数奇に翔んでごらん」

SCPー1131ーJP – SCP財団

飛び降り自殺の現場に
それぞれ別の人物によって書かれたように見える
7枚のメッセージ付き採点プレートが
不規則に出現する異常現象についての報告書。

他人の自殺の仕方を採点するという
悪趣味極まりないこのアノマリーですが
報告書に添付された記録一覧の内容をよく見比べてみると
そこにはある法則性があって…

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ディスカッションで著者も言及していますが、
この報告書は四国中国地方に伝わる、
七人ミサキという怪談をモチーフとしています。

七人ミサキ – Wikipedia

出現したメッセージの内容を見比べてみると、
SCP-1131-JPが自殺現場で発生した場合、
その自殺者のプロフィールと合致するメンバーが
次回以降SCP-1131-JPの一員に加わっていいて、
代わりに元いた中から最も古株のメンバーが
一人だけ離脱していることが読み取れます。

つまりSCP-1131-JPは
七人ミサキと同じように
自殺者の魂を取り込んでは解放するという
ループ構造の中で存在しているというわけですね。

しかしそのループにおいて
唯一法則性から逸脱しているのが
事象の発生回数が7回に達しても
なおグループの中に留まり続けている
SCP-1131-JP-7の存在です。

このことから彼はSCP-1131-JPの中でも
特別な位置にあるのだと推測されますが、
それがどういう理由からなのかは最後まで謎のまま。

もしかすると、SCP-1131-JP-7こそが
この現象の元凶…なのかもしれませんね。

SCP-1883-JP 「過保護」

SCPー1883ーJP – SCP財団

幼少期に遭遇した事故が原因で
盲目になった老女を守ろうとする、
点字ブロックのような姿をした
未確認生命体についての報告書。

一見、か弱い存在を守ろうとする
心優しいアノマリーのお話にも見えますが…?

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報告書末尾の事案1中にある、
地震で偶然SCP-1883-JPが老女から離れた際に
老女がまるで視力があるように振舞っていたという描写から
実は老女は事故で盲目になったわけではなく、
何らかの理由でSCP-1883-JPによって
盲目にされていた(または盲目だと思い込まされてきた)ことが判明します。

そしてなぜSCP-1883-JPが
そのような行為を行った理由ついては
報告書中の以下の箇所がヒントになっています。

この子達はずっと私の足下にいるっていうのに。この子達も誰にも気づかれないことに傷ついているらしくて「悲しい」って泣いていました。最初私はこの子達のことを警戒していたのですが、誰にも気に停められない様子が、目が見えなくなってから一人ぼっちの私と重なり、親近感が湧きました。それから似たもの同士、ってことでこの子達とはすぐに仲良しになりましたね。

つまり、SCP-1883-JPは
自分たちの寂しさを埋め合わせるために、
本来目が見えているはずの老女を盲目にし、
自分たちに依存せざるを得ない状況を作り出していたということ。

この話の中で老女の側に落ち度は一切なく、
単にSCP-1883-JPに目を付けられたという理由だけで、
健常者としての人生を奪われてしまったわけですから
これを理不尽と言わずして何を理不尽というべきでしょうか。

そういう意味では全SCPオブジェクトの中でも
トップクラスに悪質なアノマリーのではないかと思います。

SCP-1136-JP「 慈悲なき慈悲の試練」

SCPー1136ーJP – SCP財団

家族、友人など肉体的、精神的に苦しんでいる
誰かを助けたいと感じている人の前に出現し、
「おまえが周囲の一定範囲内にいる
全ての人間の将来的な苦痛を一身に背負うなら
代わりにおまえの助けたいと思っている人の苦しみを取り除いてやるよ?(意訳)」

という旨の取引を持ちかける分厚い革製の書籍。

元はある村に祀られていたこのオブジェクトを
財団のエージェントが回収し施設内に保管していたのですが
ある時末期がんで苦しむ娘を持つ一人の警備主任が
娘の苦しみを取り除く目的でこのオブジェクトを無断で持ち出して
もう一人の協力者(部下)とともに逃走。

警備主任はscp-1136-jpが娘に対し
効果を及ぼせる範囲に到着した後で
SCP-1136-JPの取引に応じ、常人であれば
一瞬でショック死するほどの苦痛に数秒耐え抜いたことで、
自身は結果として死亡してしまったものの
愛する娘にほんの僅かとはいえ
苦しみのない時間を与えることができたのでした…

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結論。警備主任に末期がんの娘なんていなかった。

実はSCP-1136-JPには記憶改変能力があり、
警備主任が助けようとした彼の娘は
その能力によって偽装された架空の存在だったのです。

つまり、警備主任が娘のためにと負った
あの苦しみには何の意味もなく、
結果だけ見るなら完全なる無駄死にだったということ。

あんまりにもあんまりなお話ですが、
唯一救いがあるとするならば、
彼がこの残酷な真実を知る事なく
最後には満足感を抱いて逝けたことでしょうか…

SCP-1283-JP 「踏切のむこう」

SCPー1283ーJP – SCP財団

ある特定の行動をすることで、
死んだはずの親しい人と再会できる不思議な踏切。

このアノマリーの活性化記録中には
事故死した交際相手と再会した10代男性や
数年前になくなった実父と再会した30代女性、
はたまた70年前に戦死した恋人と再会した
90代のおばあさんの事例など
読んでいて思わずしんみりしてしまうような事例が
いくつも記録されています。

またこの踏切には制限時間があるようで、
時間切れになると天使のような
白い服を着た4歳の子供
が故人を連れていくなど
なんともロマンチックな現象が
毎回必ず発生することも確認されています。

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補遺2: 20██/██/██、SCP-1283-JP-A出現から消失までに録音されるノイズ音には共通する同一のパターンが存在する事が音響班により確認されました。

確保している録音記録群を解析したところ、そのすべてが同一の形式で強く歪んでおり 上記のパターンを元にその構造を解析することで、これまでに録音されていた個々のノイズ音から、本来の音響を推測・復元する事に成功しました。

復元された音声データは現時点確認される限り その全てが、███に類似した未知の音響と、実験当時出現していた故人のものと一致する絶え間ない絶叫でした。

例の子供は天使などではなく、
生きている人の記憶から故人の魂を呼び出して
それを捕食するアノマリーでした。

財団が実験を行うたびに
出現する子供数が増えていたのは
そこが彼らにとって
楽にごちそうにありつける
格好の「餌場」だと認識されたからでしょう。

…ああ、えげつない。

SCP-009-JP 「うるう秒」

SCPー009ーJP – SCP財団

朝起きたとき、もし家中の時計の半分が午前7時で、もう半分が午前8時だったとしても、正しい時間はテレビが教えてくれるだろう。で、SCP-009-JPが発生したら、正しい時間は誰が教えてくれるんだ? ──████研究員

世界中の時計が不定期に
0.00000006秒〜0.21秒ほどずれる異常現象についての報告書。

1億年に1秒の誤差しか生まないと言われる
セシウム原子時計にまで影響を及ぼすこの現象ですが、
その本当の脅威は実はもっと別の場所にあって…?

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この報告書のキモは時間がズレる現象そのものではなく、
なぜ、時間がずれたのかという原因の方にあります。

そしてその原因というのが、
「+ レベル3セキュリティクリアランス確認」内で存在が言及されている、
「巨大な質量を持った未確認オブジェクト(SCP-009-JP-1)」なんですね。

こいつは周囲の重力場を歪めるほどの
圧倒的な質量を有しながらも
なぜか出現後必ず一瞬で姿を消していたために
財団世界への影響は局所的かつ
微細な時間のズレのみに留まっていたのでした。

しかし報告書中では仮にこいつが
長時間出現状態を維持し続けた場合、
地球がその質量が生み出す引力に耐えきれず
最終的に潮汐分裂しまうことが
シミュレーションによってはじき出されています。

…と、
このような感じで喉元に刃を突き付けられながらも
敵の正体が何一つ分からないという
非常に絶望感あふれる本報告書ですが、
相対性理論などの高度な物理知識を用いた筋立てや
ミクロからマクロへ一気に飛躍するスケール感など
一つのお話としては個人的にかなりお気に入り度の高い一作でした。

SCP-1760-JP 「今日の注目記事!!!」

SCPー1760ーJP – SCP財団

走行中に車体に触れたものを消失させ、
翌日の午前0:00分に、消失させた対象と
外見が酷似した人物を、以前は持っていなかった
特殊能力を付与した上で再出現させる
異常なトラックについての報告書。

報告書最下部の「詳細情報にアクセス」
ボタンを押すとパスワード入力を求められますが…

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SCP財団におけるパスワード保護というのは
その大部分が雰囲気を演出するための飾りであって、
特に内容を入力しなくても
読者は続きを読み進められることが殆どなのですが、
この報告書に限っては話が別です。

というのも、この報告書のパスワード欄は
入力の有無によってその後に遷移する
ページ内容が分岐する仕様になっているんですよね。

何らかの入力があれば全ての真相が明かされる正規のページに、
入力がなければ致死性のミーム殺害エージェントが仕込まれた
トラップページに遷移するようになっているのですが、
その理由というのがズバリ
SCP-1760-JP によって誕生した、
財団の全機密情報にアクセスできる能力を持った
特定人物(SCP-1760-JP-B-7)を抹殺することだったのです。

そしてなぜ、そんな
回りくどい仕様になっているのかといえば
それはSCP-1760-JP-B-7が普段
パスワードを求められる場面でも
パスワードを入力せずにアクセスしようとする傾向にあったためであり、
その傾向も含めてSCP-1760-JP-B-7は
私たちSCP読者(メタ的存在)の
メタファに当たる存在として描写されているのです。

思い返せば私も最初にこの報告書を読んだ時は
まんまといつもの癖でパワスワードを入力せずに
「OK」ボタンをクリックして、
トラップページに飛ばされて首を傾げた後に
全ての真相を知ったことで
「あ、さっき俺死んでたな」とゾッとさせられたものでした。

さて、これをお読みのあなたは
この死のトラップを無事に回避できたでしょうか…?

SCP-2616-JP 「雪中送炭」

SCPー2616ーJP – SCP財団

SCP-2616-JPに指定されているのは
南アルプスの小河内岳山頂付近に存在する避難用の山小屋です。

– 小屋の正面入口周辺の地面に積雪が2cm以上存在すること。
– 積雪した地面を観察するものがいないこと。
– 任意の燃料を小屋内部の暖炉に入れ、点火すること。

上記の条件を満たした場合に限り、
暖炉を使って何を燃やした場合でも
燃焼産物として二酸化炭素のみが排出された上で
小屋全体が適温に温められたり、
投げ込んだ燃料が燃え尽きてしまっても
すぐに何者かによって投げ込んだものと
同じものが新品の状態で小屋のドアの前に置かれるなど
まるで遭難者の命を守るかのような
様々な異常性を発現するというこの山小屋。

ある日財団は冬季当山で同地を訪れて遭難し、
偶然このSCiPを利用したと語る
森川氏、山村氏の両名を保護。

さらに事情聴取として
彼らに対しインタビューを行ったのですが…

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つい先日まで開催されていた
日本支部の「嘘のコンテスト2020」
出品作でもある本報告書。

では、どこに嘘があったのかというと
それはずばり、インタビューにおける
森川氏の発現内容です。

森川氏は山村氏が小屋の中で
眠ってしまった理由について、
インタビューの中で
「暖炉の換気が悪くなって一酸化炭素が出てしまった」
と語っていますが、そもそも
SCP-2616-JPの異常性が発現している時には
何を燃やしても二酸化炭素しか排出されないはず。

そして、山村氏が「起きてみたら
自分が玄関のところで寝転がってた」
と語っていたことと、SCP-2616-JPの暖炉
の中で燃え尽きたものはそれが何であれ
新品の状態でドアの前に再び置かれることの
2点を合わせて考えると、
森川氏が山村氏を眠らせて殺し、
暖炉に放り込んで証拠隠滅を図ったのだという
恐ろしい仮説が浮かび上がってくるのです。

人の命を助ける有用なオブジェクトが
一転恐るべき殺人計画の舞台になるという
鮮やかなコントラストが実に見事な一作。

嘘コンでコックスの部屋(scp-2144-jp)と並んで
最高の得点を獲得したのも納得の完成度ですね。

SCP-2403-JP 「外来種ぶん投げおじさん」

SCPー2403ーJP – SCP財団

タイトルからして面白そうな気配がプンプンするこの報告書。

SCP-2403-JPに指定されているのは
コーカソイド系の初老の男性で、
様々な時代、場所に出現し
生態系を破壊する外来生物を
放流・散布するという
迷惑極まりない性質を有しています。

この行為による将来的な損失を危惧した財団は
あらゆる攻撃に耐性を持ち
捕獲が困難なSCP-2403-JP本体に代わって
彼がばら撒く外来生物の方をいち早く駆除する作戦を展開。

さらにその際に得られた
未知の言語によるSCP-2403-JPの発声記録を
財団の言語学チームが解析したところ
明らかになったその内容とは…

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あんまりな仕打ちじゃないか。アフリカの片隅にいたお前たちを世界に広めてやったのは、私なのに。

広い視点から見れば
人類もまた他の種を喰い尽くす
悪質な外来生物の一つに過ぎないというこの皮肉!

私達が日頃見落としがちな
不都合な事実を鮮やかに突きつけられたという意味で
実にゾッとさせられるオチでした。

SCP-1571-JP 「悲痛の訪問者」

SCPー1571ーJP – SCP財団

深夜、施錠された一般家屋の前に何者かが現れ、
ドアをノックして「開けてください」と声かけをするアノマリー。

家主がノックを無視し続けると
外の人物の口調がだんだんと荒っぽくなり、
さらに家主の電話やメールに「開けろ」のメッセージを連投、
家屋に断続的な衝撃を与えるなどその行動は急速に過激化。

家主が恐怖に耐えつつも45分が経過すると…

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オチの意味がわからなかった方は
ディスカッションに目を通してみてください。

ちなみに私は胃腸が弱い方なので
SCP-1571-JP の気持ちは死ぬほどよくわかりました(笑)

おわりに

以上、日本支部の意味がわかるとゾッとする報告書10選でした。

こういうタイプの報告書は、
オチの意味が理解できた時のゾワゾワ感が癖になりますね。

それでは、またの機会に。

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